「夏場のランニングがはかどらない……」
とお困りの方はいませんか?
暑さがストレスに感じるだけならまだしも、熱中症になってしまったら大変です。
そこでこの記事では、ランナーの暑さ対策&熱中症の予防に役立つグッズを9つ紹介。
- ランニングキャップ
- シングレット
- 冷感スプレー
- 冷却タオル
- クールリング
- アイスベスト
- ボトル&ポーチ
- 塩熱サプリ
- 氷嚢(ひょうのう)
自身、ラン歴10年の市民ランナーです。
経験をもとに、夏にトレーニングをおこなう際のヒントや裏技についても解説。
暑さに負けずにランニングを楽しみたい方は、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。
熱中症対策グッズ9選
暑さや熱中症の対策に役立つグッズを9点厳選しました。
1|ランニングキャップ

熱中症を避けるには、直射日光から頭を守ることが大切。
端的に言うと、ランニング用のキャップが必須です。
通気性に優れたメッシュ素材の製品を選ぶと間違いありません。

なかには日よけが付いたモデルも存在。
後頭部をまるごと日差しから守れる便利なアイテムです。
気になった方はぜひチェックしてみてください。

2|シングレット

真夏のランニングシーンではシングレットが活躍します。
シングレットとはノースリーブシャツの一種。
タンクトップと同じ意味で捉えてもらえればOKです。
- 袖がない分涼しい
- 生地との摩擦が減るため、腕振りしやすい
Tシャツと比較した際、上記のメリットが得られます。
夏に向けて用意しておきましょう。


3|冷感スプレー
ウェアに吹きかけることで冷涼感が得られるアイテム。
「シングレットを着るのが、(慣れていなくて)少し恥ずかしい……」
そう思われたランナーの方は、手持ちのTシャツに使用するといいでしょう。
手軽に涼しさを感じられますよ。
トップス以外にランパンやソックスなどにも使えるのが魅力。
気になった方はよければ試してみてください。

4|冷却タオル

冷涼感が得られるアイデア製品はほかにも存在します。
そのひとつが冷却タオルです。
- 水で濡らす
- 軽く絞る
- 振る
上記のアクションをおこなうだけで、タオルが“ヒヤッ”と冷たくなります。
- 効果がやや短い
- 水が必要
といった弱点はあるものの、繰り返し使える点がメリットです。
使うシチュエーションの例としては、公園での使用がおすすめ。
園のなかを走るのであれば、水飲み場を利用してタオルを継続的に冷やせます。
活用術として参考にしてみてください。

5|クールリング
次に紹介するのが、『クールリング』と呼ばれる輪形のグッズです。
製品を冷やし、直接首にかけて使います。
首には太い血管が通っているため、リングをあてがうことで効率的に体温を下げられるわけです。
持続力に優れ、しかも水場のないシーンでも使えるのが特長。
人気の高い商品であるため、夏本番に入ってしまうと入手が難しくなる場合があります。
いいな! と思った方は早めに手に入れておきましょう。

6|アイスベスト

保冷剤を身につけられるアイテム。
脇や背中をしっかり冷やせる優れものです。
自分はアイトスのアイスベストを使用。
- 2時間以上の冷却効果を実感
- フィット感が高く、重さを感じにくい
- ダッシュしても揺れが気にならない
といったメリットが得られました。
熱中症対策にかなり推せるアイテムです。
興味のある方はぜひゲットしてみてください。

7|ボトル&ポーチ
熱中症の予防には、水分補給が欠かせません。
飲み物を入れたボトルと、収納用のポーチを準備しておくといいでしょう。
具体的には、フリップベルト&専用ボトルのコンビがおすすめ。


伸縮性に優れた生地のおかげで、しっかりとしたホールド力を発揮。
揺れが少なく非常に走りやすいです。
ランニング用のポーチを選ぶ際に、ぜひチェックしてみてください。
カラーバリエーションが豊富なため、好みの1本がきっと見つかると思いますよ。
8|塩熱サプリ
熱中症の予防には、水分のほかに塩分の補給も大事です。
塩分入りの飴やタブレットが携帯しやすくて便利。
ポーチのなかに何個か忍ばせておきましょう。
9|氷嚢(ひょうのう)
ランニング中、暑さによって体調を崩したとします。
緊急時に備え、からだを冷やすための氷嚢を用意しておくといいでしょう。
氷嚢=アイスバッグ、アイシングバッグともいう
単なる非常用の役割に留まらず、練習後のアイシング※にも使えます。
ケガの予防に役立つ道具なので、ハードなトレーニングをおこなう方はマストで押さえておきましょう。
※
アイシングは応急処置に用いられる治療法の一種
患部(ランナーなら主に脚部)を冷やすことで炎症を抑える効果が期待できる

夏場のトレーニングのヒント

ここからは熱中症対策に使える夏トレのヒントについて解説。
心がけたい3つのポイントを伝授します。
①涼しい時間帯に走ろう
夏場にランニングをおこなう場合、早朝や夜などの涼しい時間帯に走るのがおすすめ。
日中に比べ、4〜5℃近く気温が低い状態※で走れるため、熱中症対策に有効です。
明るい時間帯を避けて走る場合は、暗闇用のランニング道具が欠かせません。
夜のランニングの服装について詳しくまとめた記事を用意しています。
安心、安全に走るためにぜひ確認してみてください。
※
②栄養をしっかり摂ろう
熱中症を予防するには、暑さに負けないためのからだ作りも大事です。
バランスのとれた食事を心がけ、必要な栄養をしっかり確保しましょう。
とは言え、3大栄養素のひとつ「タンパク質」の摂取量の目安をクリアするのはハードルが高いです。
成人男性では65g、成人女性では50gが推奨されています。(1日の目安)
十分なタンパク質量を得るには、プロテインを活用してみるといいでしょう。
1食でおよそ20g以上のタンパク質が摂れる製品もあります。
プロテインのおすすめについて詳しく解説した記事を用意しているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
③猛暑日は無理せずに休もう
猛暑の日にはあえて走らないことも大切。
トレーニングを休みたくない…… と強引にランニングを決行したとします。
その結果コンディションを崩してしまい、数日間トレーニングができなくなっては元も子もありません。
とくにストイックなランナーの方ほど注意が必要。
休む勇気をもち、無理せずにランニングを継続しましょう。
熱中症対策の裏技は「ジム」!?

ラストに熱中症を予防するための裏技を紹介します。
ズバリ、ジムを活用してみましょう。
炎天下でのランニングを避け、室内のトレッドミルを使って走る作戦です。
ジムに通うメリットはほかにも存在します。
- 日焼けの対策になる
- 器具を使ったトレーニングが可能
- ほかの利用者の存在が刺激となり、モチベーションが上がる
施設代が必要にはなるものの、充実した環境でトレーニングがおこなえます。
興味のある方はぜひ取り入れてみてください。
『chocoZAP(ちょこざっぷ)』がおすすめ
ジムの活用もありかも! と思った方がいたとします。
ですが、「暑さが平気なときは外で走りたいし、ジム通いは金銭的に割に合わない気がする……」
と入会を諦めてしまう人も珍しくはありません。
そんなランナーには『chocoZAP(ちょこざっぷ)
』がおすすめ。
chocoZAPは、RIZAPが開発した新発想の24時間ジムです。
- 月額2,980円(税込3,278円)
- 服装が自由
- 靴の履き替えが不要
- 全店舗が利用可能
- 日本人の骨格に合わせたマシンを用意
- スターターキット※(体組成計&ヘルスウォッチ)も付いてくる
といった魅力が盛りだくさん。
コスパ重視でジムを選びたい方は、よければ参考にしてみてください。
まとめ
熱中症対策に役立つグッズやヒント、裏技について解説してきました。
- 1|ランニングキャップ


- 2|シングレット


- 3|冷感スプレー

- 4|冷却タオル

- 5|クールリング

- 6|アイスベスト(レビュー記事はこちら)

- 7|ボトル&ポーチ


- 8|塩熱サプリ
- 9|氷嚢(ひょうのう)

- 早朝や夜の時間帯を狙って走ろう(夜ランの服装はこちら)
- 栄養をしっかり摂ろう(プロテインのおすすめはこちら)
- 猛暑日は無理せずに休もう
- ジム通いも有効(コスパ重視派には『chocoZAP
』がおすすめ)
暑さに負けずに走りたい! そんなガッツ溢れるランナーのお役に立てたら幸いです。
ピンときたアイテムや手段が見つかった方はぜひ実践してみてください。
熱中症に気をつけながら、元気にランニングを楽しんでいきましょう!
PS
ランイズムでは、夏場のランニングシーンに欠かせない「サングラス」の解説記事も用意しています。
選び方やおすすめの商品について詳しく知りたいランナーは、ぜひこちらもチェックしてみてください。