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ランニングの最適解!骨伝導イヤホン【Aeropex(現OpenRun)】レビュー!

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この記事では、ランナーにおすすめな骨伝導イヤホン『Aeropex(エアロペクス)』を紹介。

3年以上使用する経験をもとに詳しくレビューします。

〜お知らせ〜

Shokzから後継機種のOpenRun(オープンラン)が販売中。(2024年2月7日時点)

OpenRunは、Aeropexに「急速充電機能」を加えたモデル。

  • フル充電まで1.5hに短縮
  • 10分の充電で最大1.5h使える
  • BluetoothがV5.0からV5.1
  • 外見やほかの機能はAeropexと同じ
  • 定価はOpenRunが安い

当記事はAeropexをレビューした内容となっています。

とは言え、スペック的にOpenRunと使用感は一緒と考えてよさそう。

紹介する内容は『OpenRun』の検討にも役立つと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

Aeropexの概要

Aeropex(エアロペクス)の概要から説明します。

  • 骨伝導とは?
  • スペックは?

上記の疑問に答えていきます。

骨伝導について

骨伝導について端的に伝えると、骨を振動させて音を伝える技術のこと。

「からだに悪影響はないの?」と心配になった方は安心してください。

骨伝導による聴き方はすでに日常でおこなわれています。

なにかを食べるときに聴こえる咀嚼音(そしゃくおん)。

例としてせんべいを食べたときには、ボリボリと音が聴こえると思います。

その正体は「骨導音」と呼ばれる、骨を伝わって聴こえる音の種類。

骨伝導の技術を活かし、骨導音が聴けるイヤホンがAeropexです。

耳を塞がないため、周りの音を同時に聴ける特徴があります。

製品スペック

Aeropexの製品スペックは以下のとおり。

AeropexOpenRun
発売時期2019年(生産終了)2022年
価格19,996円17,880円
カラーグレーグレー
ブラックブラック
ブルーブルー
レッドレッド
骨伝導技術第8代骨伝導技術同左
バッテリー駆動時間8時間同左
待機時間10日同左
充電時間2時間1.5時間
防水・防塵規格IP67同左
BluetoothバージョンV5.0V5.1
互換コーデックSBC対応同左
重量26g同左
材料フルチタン同左

骨伝導イヤホンを買ったきっかけ

Aeropexを購入したきっかけについて話します。

イヤホンをした状態で安全&快適にランニングをするためです。

音楽を聴いて走るのが日課の自分。

当時は「カナル型」とよばれる耳栓タイプのイヤホンを使用していました。

しかしその手の製品には、周囲の音が聴こえにくい弱点があります。

車やバイク、自転車との事故を防ぐには、音のボリュームを大幅に下げなければなりません。

安全性と引き換えに、リスニングの快適性を失うはめに……。

そんなとき、耳を塞がない「骨伝導イヤホン」を発見。

骨伝導技術であれば、ラン用に求められる2つの要素を満たせると確信しました。

2つの要素
  • 安全性(周りの音に気づける)
  • 快適性(イヤホンの音もしっかり聴こえる)

Aeropexを選ぶ7つの理由

Aeropexを選ぶ理由を7つ説明します。

1|骨伝導技術のパイオニア

最初の理由がShokz(ショックス)という企業の存在。

自身、骨伝導イヤホンを購入するのは初めての経験。

安心感を得るために、実績のあるメーカーを頼ることに。

Shokzは骨伝導技術のパイオニアであるとともにリーディングカンパニー。

選んで間違いないと判断し、Shokzの製品に決めました。

2|耳掛け×左右一対型

骨伝導イヤホンAeropex(黒色)を手に持っている写真

2つ目の理由に、機能的なデザインを挙げます。

「耳掛け×左右一体型」の仕様はランでアドバンテージになると予想。

  • 耳掛け型|イヤホンが外れない
  • 左右一体型|安定感が得られる

カナル型(耳栓型)のイヤホンは、着地の振動で耳から落ちそうになることが多かったです。

Aeropexであれば、そのようなトラブルを避けられると思いました。

3|防水規格IP67

白いタオルの上で、水に濡れたAeropexを手に持っている写真

3つ目が、防水性に優れている点。

Aeropexの防水規格はIP67。

水深15cm〜1mの深さに対し、30分以内の水没からの保護」が備わっています。

防水性を示す等級は「0〜8」まで存在し、Aeropexは上から数えて2つ目の「7等級」に位置します。

ランニング中は雨に降られたり、汗をかいたりしてイヤホンが濡れることもしばしば。

防水性が備わるモデル選びは必須と言えるでしょう。

Aeropexは防塵性に関しても優秀。

ちりやほこりを防ぐ防塵性能は0〜6段階で表され、Aeropexは「6等級」。

完全な防塵構造になっているため非常にタフです。

4|8hのバッテリー

Aeropexのバッテリーがフル充電となったことを示す、青色のライトが光っているときの写真

4つ目の理由が、バッテリー性能。

ランニングに使うなら電池の持ちは見逃せません。

たとえばマラソン大会に参加する場合、長時間のイヤホン利用はざらです。

Aeropexの駆動時間は8時間

フルマラソンでの使用に耐えうるスタミナが備わっています。

30〜60分ほどのランであれば、毎日使っても週1回の充電で間に合うのも魅力。

ススム

充電の手間が少なくて助かります。

5|重さ26g

Aeropexを家庭用デジタル計量器に乗せ、重さが「26g」と表示された写真

理由の5つ目が軽量性

アイテムの重量は、ランニングの成績に影響を与えます。

ランナーとしてはシビアに判断せざる負えない部分です。

Aeropexの重さはわずか26g

ランニング向けの軽量サングラスとほぼ同じ重さ。

つまり、終日つけていても気にならないほど軽いわけです。

ススム

走りに集中できますね。

6|スッキリした見た目

6つ目、スッキリした見た目にも惹かれました。

耳掛け型のイヤホンは、大きさから野暮ったい雰囲気に見えがち。

しかしAeropexはシュッとしたビジュアルが特徴。

スポーティーでありながら、日常シーンにも合いそうな点が気に入りました。

7|安心の2年間保証

Aeropex購入時に付属してきた製品保証書を手に持っている写真

7つ目の理由が、2年間保証が付いている点。

Aeropexの価格はおよそ2万円弱。

自分としては購入をためらう額です。

ススム

万が一故障したら、精神的ダメージがデカすぎます。

しかし2年間の保証が付いているのなら話は別。

高い買い物ではあるものの、安心して使えそうです。

Shokz公式サイトを確認したところ、OpenRunにも同様の保証が付いていました。

セット内容

Aeropexの箱の中身をテーブルに並べた写真

ここからレビューに入っていきます。

Aeropexのセット内容を見ていきましょう。

箱の中身は以下のとおり。

  • Aeropex本体
  • 耳栓
  • 充電ケーブル×2本
  • キャリングケース
  • 説明書
  • 保証書
  • ペアリング方法(&漏電防止アラート)の説明が書かれたカード

OpenRunはケースが布製の巾着袋へ変更。

充電ケーブルが2本から1本へ。

耳栓は付属していませんでした。

耳栓

透明なケースに入れられた、緑と白のマーブル模様の耳栓の写真

耳栓ってなんのために使うの?

と疑問に感じた方もいるかと思います。

周りの音が同時に聴こえる骨伝導イヤホン。

耳栓を使ってイヤホンの音のみに集中することも可能。

安全な環境であれば、音楽に没頭したいときはこうした使い方も選べます。

OpenRunには耳栓が付属していませんが、100均でも購入できるため問題ありません。

充電ケーブル

Aeropex本体と充電ケーブルを接続した部分を表した写真

Aeropexは独自の充電ケーブルを採用。

マグネット式のため、本体に近づけただけでカチッとワンタッチ接続できます。

これが使ってみると便利。

コネクターを差し込む手間が減るだけで、充電作業のストレスが減りました。

外観

次にAeropexの外観レビューに移ります。

コンパクトサイズ

Aeropexを手のひらの上に乗せた写真

Aeropexは手のひらに乗るコンパクトなサイズ感。

Aeropexを、PC、スマホ、マウス、ボールペン、ファイルと一緒に並べてみた写真

小ささからかスポーツ的なイメージと異なり、デスク周りに置いても違和感がありませんでした。

ススム

日常シーンにマッチします。

マットな色合い

Aeropexの表面はシリコンのようなマットな色合いと質感。

好みにもよりますが、自分としては「どストライク」。

見た目の話に限らず、耳に当たる感触がややソフトな印象です。

利用時のストレス軽減に繋がると思います。

装着感

Aeropexの装着感についてレビューします。

扱いがラク

Aeropex(黒色)のフレームを片手で曲げている写真

Aeropexの使用に対し、「両耳に掛けるのが面倒くさそう……」と思われた方はいませんか?

ですが実際は否。

フレームは柔軟であるため、縦にも横にも自由に動かせちゃいます。

ススム

装着するのはかなり簡単でしたよ。

絶妙なフィット感

Aeropexを耳に装着した状態で、横から見たときの様子を表した写真

  • ズレたらどうしよう……
  • 締めつけが強すぎたらどうしよう……

使用前はわずかに不安に思うことも。

ですが実際に使ってみると、心配は一気に吹き飛びました。

緩くもキツくもない絶妙なフィット感。

ススム

何時間付けていても平気です。

マスクやメガネと併用可

Aeropexと白いマスク、サングラスを同時に耳に掛けた状態で、顔の横側から見たときの写真

Aeropexはを扱う際、マスクやメガネと併用できるのかも気になります。

結論から言うと問題なし。

上記の画像のようにフルコンボでもふつうに使えます。

とは言え、耳に掛けた順番によっては外すときにゴチャつくことも。

慣れるにつれ外し方のコツが掴めてきます。

気にする必要はないかも知れませんが、報告しておきますね。

ペアリング

Aeropexはワイヤレスタイプのイヤホン。

使用するにはBluetooth(ブルートゥース)機能をもつ再生デバイスとのペアリング(接続)が必要。

使い方についてサラッと解説します。

Bluetooth接続の手順

Bluetoothの接続手順はいたって簡単。

  1. Aeropexの電源ボタンを5秒間長押し
  2. ライト部分が赤と青、交互に点滅してペアリングモードに突入。
  3. 端末のBluetooth設定画面から「Aeropex by AfterShokz」を選んで接続完了。

一度ペアリングを設定すれば、それ以降はAeropexと使用した端末とが自動で接続されます。

マルチポイントに対応

Aeropexはマルチポイント接続とよばれる機能を搭載。

複数の機器と同時にBluetooth接続ができます。

たとえばスマホとPC、両方と繋いだとしましょう。

スマホで音楽を聴いたり、PCでYouTubeを観たりした際に、状況に合わせて自動で接続を切り替えてくれるわけです。

都度Bluetoothを繋ぎ直す必要がないため、地味に便利。

ススム

ランには関係ありませんが、メリットと言えます。

音質

Amazon musicの音楽ジャンル選択画面が写っているスマートフォンと、Aeropexを並べた写真

「骨伝導イヤホンってちゃんと聴こえるの?」

と気になっている方も多いはず。

ここからはAeropexの音質についてレビューしていきます。

クリアなサウンド

Aeropexで初めて音楽を聴いたとき、「普通のイヤホンみたいにちゃんと音が聴こえる! 」と感動しました。

それでいて耳の穴を塞がない新感覚。

骨伝導イヤホンに期待を寄せつつも、実際に使うまでは音の聴こえ方が気になっていたのでひと安心。

個人的には、中高音域のクリアなサウンドが気に入りました。

低音に関してはふつうといったところ。

大きな迫力はないにしろ、これといった問題もありません。

ススム

音質にとくに不満はないですね。

音漏れに注意

Aeropexの使用にあたり、音漏れには少し注意が必要そう。

たとえば図書館などの静かな場所では、大きい音だと漏れて聴こえるケースがありました。

しかしそういった環境では、音量を抑えてもよく聴こえるためリスニングに問題はないかと。

ススム

シーンに合わせて音量を調節すればOK。

ランニングでの使用感

ここからはランニングでの使用感について説明します。

ズレや痛みはない

ランニング時の着地の振動による、フィット感への影響は一切なし

かいた汗によってイヤホンがズレる心配もありません。

また長時間の使用においても、耳の穴を圧迫しないおかげで耳が痛くなることもなかったです。

ススム

オープンイヤー型イヤホンは外耳炎の予防にも効果があるそうですよ。

操作性が良い

Aeropex本体に備わっている、プラス、マイナス印の入った音量操作ボタンを拡大した写真

実際に使ってみると、Aeropexの操作性の良さを実感。

ランニング中、スマホで音楽をかけたとします。

走りながらの状況では、ボリューム調整や次曲へのスキップ操作をスマホ側でおこなうのは困難です。

Aeropexであれば、イヤホン側でそれらすべてをコントロール可能。

  • 操作が楽
  • スマホを触るために減速する必要がない
  • 不注意による事故リスクの軽減(スマホに目線をやらずに済む)

3つのメリットが手に入ります。

音量ボタンには凹凸が付いているため、押し間違えによるストレスもありません。

ススム

ランニングとの相性が抜群ですね。

ニット帽との相性はイマイチ

デメリットも見つけたため報告します。

冬のランニングで活躍するニット帽とは、相性が良くない点に気づきました。

Aeropexを使用するには、耳を隠さないように帽子を浅く被る必要があります。

帽子が落ちやすくなり、走りに集中しにくくなるわけです。

雪国暮らしの自分にとってはやや残念なポイントでした。

ススム

ニット帽を被らない方はスルーして大丈夫です。

その他シーンでの使用感

Aeropexに関して、ラン以外のシーンで使用した感想を伝えていきます。

動画にも使える

ランニング中は音を聴くのみですが、動画を観るときはイヤホンの遅延具合も気になるところ。

遅延とはつまり、音が遅れて聴こえることをいいます。

たとえば誰かが歌をうたっている動画があったとしましょう。

遅延している場合は口の動きに対し、声が遅れて(ズレて)聴こえてしまうわけです。

Aeropexの互換コーデックはSBC対応。

ススム

上位コーデックではないにしろ、遅延はほとんど気になりませんでした。

仰向けの使用には不向き

自宅で使用した際に、Aeropexの思わぬ弱点を発見。

寝転んだり仰向けになったりしたときに、イヤホン後部のバンドが邪魔になる点です。

リラックスシーンでのリスニングにおいて、最適とは言えないように感じます。

ススム

メイン使用がランであれば心配する必要はなさそうです。

ながら聴きで大活躍

Aeropexを利用するようになり、家事や移動中にながら聴きする機会が増えました。

普通のイヤホンでながら聴きをした場合

  • 家事中=宅配便の音が聞こえない
  • 移動中=交通事故のリスクが増す 

骨伝導イヤホンであれば、上記の悩みを解決できます。

 

  • YouTubeを聴く
  • Audible(オーディブル)で読書を楽しむ

これまで有効活用できなかった時間を使い、学習が可能に。

もともとランニングのためにAeropexを購入しましたが、狙い以上に生活の質が高まりました。

Audibleなどのオーディオブックは、ランのお供にもピッタリです。

詳しく解説した記事を用意しているので、興味のある方はよければ参考にしてみてください。

『OpenRun Pro』との違い

2022年、Shokz(ショックス)から『OpenRun(オープンラン)』が登場。

実はそれと同時に、『OpenRunPro(オープンランプロ)』というモデルも発売されています。

OpenRunとOpenRunPro、それぞれの違いを表にまとめてみました。

比較表

OpenRunOpenRunPro
価格17,880円23,880円
カラールナグレー
コズミックブラック
ブルーエクリプス
ソーラーレッド
ブラック
ブルー
ベージュ
ピンク
骨伝導技術第8代骨伝導技術第9代骨伝導技術
バッテリー駆動時間8時間10時間
待機時間10日10日
充電時間1.5時間1時間
防水・防塵規格IP67IP55
BluetoothバージョンV5.1V5.1
互換コーデックSBC対応SBC対応
重量26g29g
材料フルチタンフルチタン

見比べてみると、『OpenRunPro』はOpenRunに対して完全な上位互換ではないことが分かります。

というわけで、それぞれのメリットを紹介していきます。

低音とバッテリー性ならPro

『OpenRunPro』を選ぶメリットは2つあります。

  • 低音の強化

AeropexやOpenRunは「第8代骨伝導技術」を使用。

中高音域の音質はクリアですが、低音に関しては強みをもっているわけではありませんでした。

ですがOpenRunProでは、第9世代となるTurboPitchテクノロジーにより低い音が強化。

より音質を重視したい方にもってこいのイヤホンとなっています。

  • バッテリー性能のさらなる向上

OpenRunProのバッテリー駆動時間は10時間。

AeropexやOpenRunに比べ、2時間長く使えます。

充電に必要な時間も短縮され、わずか1時間でフル充電が可能。

バッテリー性能にこだわりたい方にも、OpenRunProがおすすめと言えるでしょう。

タフさとコスパで選ぶならOpenRun

『OpenRun』を選ぶメリットも2つあります。

  • タフさ

OpenRunProの「IP55」の防水規格に対して、OpenRunは「IP67」。

雨や汗での濡れに関してはどちらも問題なし。

とは言え、OpenRunの方が防水防塵機能としては優れているため、より気を遣わずに使用できるのも事実です。

「タフな相棒が欲しい」という方にはOpenRunがおすすめです。

  • コスパが良い

OpenRunは、OpenRunProと比べて6,000円安く購入できます。(2024年2月11日時点)

好みの違いはあれど、どちらを選んでも正解だと思っています。

であれば、なるべく安価なモデルで十分と考える方はOpenRunを選ぶと間違いなさそうです。

OpenRunとOpenRunProの選択に迷ったときに、よろしければ参考にしてみてください。

まとめ

この記事では、骨伝導イヤホン『Aeropex(現OpenRun)』についてレビューしてきました。

経験上、ランニング用イヤホンを選ぶならAeropexがひとつの答えのような気がしています。

さらにラン以外でのながら聴きにも使えるので、時間を有効利用したい方にとっても非常に便利。

屋外での安全、快適なリスニング環境のために、骨伝導イヤホンはいまや欠かせない存在です。

ぜひAeropex(現OpenRun)を手に入れ、より充実したランニング生活を送ってみてくださいね!

PS.

イヤホンを使って音楽を聴いたり、オーディオブックを活用したりするノウハウも紹介しています。

興味のある方はぜひこちらの記事も役立ててみてくだい。