みなさんは、ランニングをおこなうときに「スマホや鍵、小銭」をどのように持ち運んでいますか?
パンツのポケットにしまう場合、
- 容量が小さい
- 揺れる
などの点が気になる方も多いのでは。
この記事では、それらの問題を丸っと解決できるアイテム、『フリップベルト』を紹介します。
- オシャレ(従来のポーチと異なる斬新なデザイン)
- 収納力が抜群(スマホや鍵、小銭をすべてしまえる)
- フィット感が高い(ズレたり揺れたりしにくい)
自身、ランニング歴10年以上の市民ランナーです。
経験をもとに、『フリップベルト』の使用感やサイズの選び方を徹底解説します。
快適に扱えるランニングポーチをお探し中の方は、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。
フリップベルトの概要
フリップベルトの概要についてサクッと説明します。
新世代ランニングポーチ
フリップベルトは、ランニングのために研究を重ねて開発された、新世代ランニングポーチです。
従来のウエストポーチでは『揺れやズレがきになる』、腕に装着するタイプのアームバンドでは『荷物が入らない』など、これまでに製品とは次元の違う快適性や収納性を持った画期的な商品(特許取得)です。
揺れない・ズレない!!新世代ランニングポーチ「FlipBelt(フリップベルト)」
4つのスリットから小物を収納可能。
装着の仕方もカンタンで、ズボンを履くようにして腰に付ければOKです。
自分が購入したのは『FlipBeltクラシック』と呼ばれるモデル。
ほかにも『FlipBeltジッパー』など、全6種類が存在します。(2023年12月時点)
好みにマッチした製品を選べる点も、フリップベルトの魅力と言えるでしょう。
スペック
今回レビューする、『FlipBeltクラシック』のスペックは以下のとおりです。
商品名 | FlipBeltクラシック |
価格 | 5,720円(税込み) |
カラー | ブラック |
ピンク | |
カーボン | |
アクア | |
バイオレット | |
ネオングリーン | |
ニュークリアイエロー | |
ネオンパンチ | |
オーシャンブルーム | |
ミッドナイトブルー | |
サイズ展開 | XXS・XS・S・M・L・XL |
材質 | マイクロポリ92%・ライクラ8% |
機能 | 防臭・抗菌・速乾・形状記憶・静電気防止・洗濯OK |
買った理由
フリップベルトを買った理由について話します。
1本の動画がきっかけ
ランニングを始めた頃から数えて、かれこれ10年以上『スパイベルト』を使用。
こちらの商品に関してもスマホや鍵、小銭を収納できます。
走っていて揺れにくいアイテムであったため、個人的には満足です。
とは言え、長年使うなかで別のポーチも試してみたい気持ちが芽生えたため、買い換えを検討することに。
さまざまな情報を漁っていたところ、1本の動画が目に止まりました。
従来のポーチと違い、ベルトのなかに直接物がしまえるタイプなのだとか。
斬新なアイデアとスタイリッシュな見た目に惹かれ、思わず購入した次第です。
クラシックを信用してみた
自身、ポーチ(あるいはウェア)選びでは物が落ちないように「チャック付きポケット」をチョイスすることが多い慎重派。
機能と値段のバランスを重視して、『FlipBeltジッパー』を選ぶつもりでした。
しかし、どうやらジッパーはフロント部分の1ヶ所のみに使用されているようです。
4つの収納をすべて使いこなそうとした場合、どのみち物が落ちないことを信用するしかなさそう……。
口コミを調査したところ、「物が落ちなかった」という意見を多く見かけたため、シンプルにクラシックモデルを選びました。
ランニングで使用した感想
フリップベルトをランニングで使用した感想を伝えていきます。
スッキリしたデザイン
フリップベルトを装着してみます。
ウエストポーチっぽくない見た目が新鮮です。
従来のポーチに比べ、腰回りがスッキリしていてスマートな印象を受けました。
ウエストポーチがあると便利だけど、正直見た目がそれほど好みではなかった方はいませんか?
そういった方でも抵抗なく使えるビジュアルだと思います。
抜群の収納力
フリップベルトの収納力を確かめてみましょう。
細々とした持ち物が多くなりがちなランニングシーン。
- スマホ
- 鍵(家または車の)
- 小銭
etc.
マラソン大会に出られる方の場合、上記アイテムのほかに補給用のゼリーを持ち運ぶ機会もあるでしょう。
フリップベルトはそれらを難なく収納可能。
普段のランニングにはもちろん、レース本番でも使える本格派ポーチだと思います。
ちなみにゼリーは2本くらいは余裕で携帯できました。
安定感が得られた(ズレたり揺れたりしない)
収納力に優れていても、走っていて揺れるようではラン用ポーチとしては不合格。
スマホや鍵、小銭、ゼリーを収納した状態で走り、安定感をテストしてみることに。
結論から伝えると、ベルトがズレたり揺れたりすることはなかったです。
理由としては、アイテムを前後4ヶ所のポケットに分散できる点が関係しているのかも。
収納スペースが1ヶ所のポーチに比べ、重さが偏りにくい構造です。
そういった特徴により、独自の揺れにくさが生まれている気がしました。
重さの偏りは、フォームのバランスを崩す原因にもなります。
フォーム維持の観点からも、4ポケットが強みになると言えるでしょう。
物が落ちなかった
収納力と揺れにくさを兼ね備えたフリップベルト。
購入前に気になっていた、「物が落ちないか?」の疑問について答えます。
ズバリ……
大丈夫でした!
ベルトの密着度が高く、スリットから物が飛び出るアクシデントは起きていません。
「ベルトを裏返して使うテクニック」を用いれば、さらに安全性を高めることも可能。
ジッパーなしのクラシックでも、十分満足して使える結果となりました。
専用ボトルもいい感じ
フリップベルトの魅力は分かったけど、
「飲み物を運べるポーチが理想なんだよな……」
と思った方はいませんか?
実はフリップベルトには専用ボトルが存在します。
別途購入する必要がありますが、この容器がなかなかいい感じ。
反ったデザインが特徴的です。
カーブ部分が腰にフィットすることで、揺れにくさを体感できました。
給水ボトルに対応したポーチを探している方にも、フリップベルトがおすすめと言えるでしょう。
フリップベルトの弱点
メリットの多さが光るフリップベルト。
「なにか弱点はないの?」と気になった方もいるはずです。
2点気づきがあったため、情報を共有していきます。
収納がやや難しい
フリップベルトのひとつ目の弱点が、走りながらだと物がしまいづらいこと。
ベルトの中身の取り出しは容易です。
しかし、収納動作がやや難しく、場合によってはランのペースを落としたり、立ち止まったりすることになりそうです。
タイムを意識して走る場合には、そういった点がストレスに繋がるかも知れません。
使い慣れるにつれ改善できる部分でもあります。
致命的なデメリットにはなりませんが、一応報告しておきます。
濡れに弱い
もうひとつの弱点が、濡れに弱いこと。
フリップベルトには防水機能が備わっていません。
雨の日に使う場合、中身が濡れることがあるので注意が必要。
濡らしたくないものを持ち運ぶときは、「チャック付きポリ袋」を使うなどの工夫を施すといいでしょう。
そういったひと手間が必要ですが、対策はとれる感じでした。
サイズの選び方
フリップベルトの購入に前向きな方のために、「サイズの選び方」について最後にアドバイスをしていきます。
フリップベルト(フリーサイズの『FlipBeltアジャスタブル』を除く)には、サイズ調整機能がありません。
サイジングを誤ると、メリットが得られない可能性が出てくるため要注意。
コツとしては、ワンサイズ下を選ぶことをおすすめします。
というのフリップベルトはアメリカンサイズ。
メーカーの公表値を鵜呑みにしてしまうと、予想よりもフィッティングが緩く感じる場合があります。
公式サイトでもその点について注意喚起がおこなわれていました。
参考:FlipBelt Q&A|FlipBelt Japan|どうやってサイズを選べばいいですか?
自身のウエストは76cm。
普通であればMサイズに該当しますが、指示にしたがってSサイズを選んでみたところピッタリの大きさでした。
フリップベルトのサイズ選びで迷われた際には、「ワンサイズ下」をぜひ心がけてみてください。
まとめ
この記事では、次世代ランニングポーチ『フリップベルト』をランニングで使用した感想を紹介してきました。
- デザイン(いい意味でポーチっぽくない)
- 収納力が抜群(スマホや鍵、小銭、ゼリーがすべて入る)
- 安定感がある(ズレたり揺れたりしにくい)
- 物が落ちなかった(裏返して使用するとさらに安心)
- 専用ボトルも良き(カーブしたデザインが秀逸)
- 走りながらだと収納しづらい(慣れによって改善可能)
- 濡れに弱い(チャック付きポリ袋で対処可)
- 該当サイズより「ワンサイズ下」がおすすめ
デザイン性と収納力、安定感を網羅したフリップベルト。
フリップベルトによって、ランニング用ポーチの概念が覆されたような衝撃を受けました。
安価な製品はほかにも存在しますが、値段に見合う価値が十分得られる良品だと思います。
『フリップベルト』が気になっている方はぜひ実際に手に取り、その魅力を確かめてみてくださいね!
PS.
当サイト「ランイズム」では、ランニングを快適に楽しむためのさまざまなアイテムやサービスを紹介しています。
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