ランニングを始めてみたけど、走るのってなんだか退屈……
と感じているそこのあなた!
解決策に音楽を聴くのはどうでしょう?
好きな楽曲を聴くことで、飽きずにランニングが楽しめます。
とは言え、「音楽アプリはなにを選べばいいの?」と疑問に思う方も多いはず。
この記事では音楽配信アプリのおすすめを6つ紹介。
- Amazon Music(アマゾンミュージック)
- Apple Music(アップルミュージック)
- Spotify(スポティファイ)
- AWA(アワ)
- LINE MUSIC(ラインミュージック)
- Rakuten Music(楽天ミュージック)
自身、ランニング歴10年以上の市民ランナーです。
これまでさまざまな音楽アプリを使用してきました。
- 料金プラン
- 特徴
- おすすめユーザー
各サービスについて詳しく解説。
音楽アプリの選択に迷っているランナーは、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。
音楽アプリの3大メリット
サブスク型(定額制)音楽アプリの3大メリットから説明します。
①聴き放題
メリットの1つ目が聴き放題。
月額1,000円ほどの料金で、
- 好きな音楽を
- 好きな場所で
- 好きな時間
自由に楽しめます。
なお楽曲はオフライン再生にも対応。
Wi-Fi環境でダウンロードしておけば、通信費も節約できますよ。
アプリによっては無料プランも存在。
- 広告の表示
- ダウンロード不可
- スキップ回数に上限がある
- フル再生不可
制限はあるものの、タダで利用できるケースもあります。
サブスク型の音楽アプリは、曲を買わないコスパ重視の選択と言えるでしょう。
②プレイリスト
音楽アプリのメリットの2つ目に、プレイリストの存在を挙げます。
J-POPや洋楽といったジャンル別にはもちろん、年代、季節、時間帯に特化した音楽がサクッと楽しめるのが魅力。
- 選曲に悩まない
- 飽きずに聴ける
上記のメリットが得られます。
ランニング向けのプレイリストもありますよ。
プレイリストを利用すれば、気分に合わせていつでもベストな音楽が聴けるわけです。
③無料体験
3つ目のメリット、音楽アプリの無料体験(新規ユーザー限定)も見逃せません。
選んだアプリが自分に合うかどうかをノーリスクで試せます。
無料期間を使って、音楽アプリをハシゴするのもありですね。
紹介する6つのアプリはもちろん上記のメリット付き。
それぞれの強みやおすすめのユーザーについて詳しく解説していきます。
1.Amazon Music
はじめに紹介するのが、Amazonによる音楽配信サービス『Amazon Music』。
取り扱う曲数は1億曲以上。
料金設定のバリエーションが豊富で、Amazonプライム会員にお得なプランが用意されています。
豊富な料金プラン
Amazon Musicの種類と料金プランを見ていきましょう。
『Amazon Music Unlimited(アンリミテッド)』
- すべての楽曲が聴き放題
- 再生制限のない上位プラン
- 個人プラン
月額1,080円(プライム会員は月額980円)
- 学割プラン
月額580円(高卒以上の学生が対象)
- ファミリープラン
月額1,680円(家族で最大6名まで利用可能)
どれも30日間の無料お試し期間が付いています。(2024年2月6日時点)
- プライム会員の無料特典
- 1億曲が聴き放題
- 2プレイリスト最大100曲までオンデマンド再生(曲を選んで再生すること)、オフライン再生、スキップ無制限
- その他楽曲はシャッフル再生、スキップ制限付き
- Amazonプライム会員費
月額600円
- Prime Student会員費
月額300円(高卒以上の学生が対象)
Amazonプライム初会員の方は30日間無料。
Prime Studentに関しては、初利用で6ヶ月間無料となっています。(2024年2月6日時点)
- 聴き放題
- スキップ制限(1時間に6回まで)
- ダウンロード不可
- 選曲不可(1曲単位で指定できない)
- プレイリスト作成不可
- 広告の表示有り
- Amazonアカウントで利用できる無料プランです。
Amazonプライム会員におすすめ
Amazon Musicは、Amazonプライム会員におすすめのサービス。
- 『Amazon Music Unlimited』が月額980円で聴ける
- 『Amazon Music Prime』が追加料金なしで利用できる
プライム会員の方であれば選んで間違いありません。
会員の方はAmazon Music Primeを試してみて、物足りなければUnlimitedに移行する流れが無駄がないと思います。
2.Apple Music
次に紹介するのがAppleが運営する『Apple Music』。
楽曲のラインナップは1億曲。
Apple製品との連携の良さが魅力です。
例としてiTunesの曲(購入またはCDから取り込んだ曲)とApple Musicを一括管理できます。
有料プランのみ存在
Apple Musicには有料プランのみが存在。
- すべての楽曲が聴き放題
- 30,000以上のプレイリストが楽しめる
- 個人プラン
月額1,080円
- 学生プラン
月額580円(高卒以上の学生が対象)
- ファミリープラン
月額1,680円(家族で最大6名まで利用可能)
それぞれ新規登録の方には1ヶ月間の無料体験が付いています。(2024年2月6日時点)
Appleのファンにおすすめ
『Apple Music』はAppleのファンにおすすめです。
たとえば使用するデバイスをApple製品で揃えている方であれば、「Apple Watch」を持っているのでは?
Apple Watchを使ったランニングのメリットは2つ。
- ①スマホを持たずに曲が聴ける
Apple Musicの曲をダウンロードしておくと可能。
- ②決済機能が付いている
ランニング中、小銭を使わずに飲み物が買える。
Apple Watchを駆使してスマートに走りたい方にピッタリですね。
Apple Watchを使用できるのは「iPhoneユーザー」に限られる点には気をつけましょう。
3.Spotify
3つ目に紹介するアプリが『Spotify(スポティファイ)』。
Spotifyを運営するのはスウェーデンの企業、「スポティファイ・テクノロジー」。
サブスク型の音楽配信サービス業界において高いシェアを誇ります。
取り扱う楽曲は数千万曲以上。
有料プランと無料プランの両方が用意されています。
多彩なプラン設定(二人用あり)
- すべての楽曲が聴き放題
- 再生制限なし
- Standard(個人)
月額980円
- Duo(二人用)
月額1,280円
- Family(6人まで)
月額1,580円
- Student
月額480円(高卒以上の学生が対象)
Standardとstudentのみ新規利用で1ヶ月無料体験付き。(2024年2月6日時点)
カップルや夫婦で利用できるDuoプランがおもしろいですね。
『Freeプラン』
- Spotifyのアカウントで利用できる無料プラン
- スキップ制限(1時間に6回まで)
- ダウンロード不可
- 選曲不可
- 広告の表示有り
「Amazon Music Free」と似た内容と覚えておきましょう。
レコメンド機能が優秀
Spotifyが支持される理由のひとつに、レコメンド機能の優秀さを挙げます。
多くの楽曲が聴けたとしても、そのなかから好みの曲を発掘する作業は大変です。
優れたレコメンド機能によって、ツボる曲を効率的に見つけることが可能。
自分のまわりではSpotifyのレコメンド精度を評価している人が多いです。
使い勝手の良さを重視する方にSpotifyがおすすめと言えるでしょう。
4.AWA
4つ目に紹介するサービスが『AWA(アワ)』。
「サイバーエージェント」と「エイベックス・デジタル」によって設立された、日本生まれの音楽配信サービス。
取り扱う曲数は1億4,000万曲以上。
楽曲の豊富さは世界最大級と言えます。
有料&無料プランあり
AWAのプランを以下にまとめました。
- すべての楽曲が聴き放題
- 再生制限なし
- 一般
月額980円
- 学生
月額480円(中学生以上の学生が対象)
どちらも初回は1ヶ月無料(2024年2月6日時点)
『FREE』
- 聴き放題
- オンデマンド再生可
- プレイリスト作成可
- 広告なし
- フル尺再生不可(90秒ほどのハイライト再生のみ)
- ダウンロード不可
- アカウントなしで利用できる無料プランです。
Amazon MusicやSpotifyの無料プランと比べ、「フル再生不可」が大きな違いと言えます。
中学〜高校生におすすめ
AWAがおすすめなユーザーは、中学や高校に通う学生の方です。
理由は学割が使えるから。
ほかのサービスと比べて料金にそれほど差はありません。
しかし学生の対象範囲が大きく異なります。
多くの学割サービスが大学生もしくは専門学生に限られているのに対し、AWAは中学生以上が対象。
AWAを選ぶと、中学・高校生の方でも学割プランの利用が可能です。
5.LINE MUSIC
5つ目に紹介するサービスが『LINE MUSIC』。
取り扱う曲数は1億曲以上。
メッセージのやり取りができる、LINEアプリに対応するサービスが充実しています。
プラン概要
『プレミアム』
- すべての楽曲が聴き放題
- 利用制限なし
- 一般
月額1,080円
- 学生(中学生以上の学生が対象)
月額580円
- ファミリー(6人まで)
月額1,680円
新規登録で1ヶ月の無料期間あり(2024年2月6日時点)
AWA同様、中学生以上の学生が学割対象です。
『フリー』
- 聴き放題
- オンデマンド再生(30秒まで)
- プレイリスト再生(30秒まで)
- ダウンロード不可
- 無料のお試しプラン。
AWAの無料プランとは「フル再生不可」の点が同じ。
しかし再生時間が30秒と短く、サビまで聴けない場合があります。
LINEを楽しみたい方におすすめ
LINE MUSICは、LINEを楽しく使いたいユーザーにおすすめ。
- プロフィールBGM・MVの設定
LINEのプロフィールに好きな音楽、またはMVを設定できる。
- 着うたの設定
LINE電話の「着信音&呼び出し音」を好きな音楽に変更可。
- 対象のLINEスタンプが使い放題
LINEスタンププレミアム(ベーシックコース)が利用OK。
ほかにも「歌い放題」といったカラオケ採点機能も用意されていますよ。
音楽を聴くことはもちらん、プラスαの楽しさも得られる点がLINE MUSICのメリットと言えるでしょう。
6.楽天ミュージック
ラスト6つ目に紹介するのが『Rakuten Music』。
揃う楽曲の数は1億曲以上。
楽天ユーザーにおすすめのサービスです。
ワンコインから楽しめるプランが存在
プランを紹介します。
聴き放題
利用制限なし
『ライトプラン』
- 聴き放題(30日間で20時間の使用制限)
- 一部フル再生対象外
- 30日間500円
通勤や休日のみ聴く場合、ワンコインで使えるライトプランもありですね。
楽天経済圏のユーザーにおすすめ
Rakuten Musicがおすすめなのは、なんといっても楽天経済圏のユーザーです。
楽天経済圏とは、楽天グループのサービスを複数利用して、楽天ポイントを効率的に貯められるシステムのこと。
無制限の聴き放題を安く楽しみたい方がいたとします。
すでに楽天カードや楽天モバイルを使っていた場合、かなりお得な選択肢が得られるでしょう。
イチオシは『Amazon Music Prime』
ここまで6つの音楽アプリ(音楽配信サービス)の特徴について説明してきました。
正直、「どのサービスやプランを選ぶべきか……」と迷われる方も多いと思います。
そこでイチオシのプランを1つピックアップ。
自分は『Amazon Music Prime』をおすすめします。
理由1|「有料プラン」が断然おすすめ
プランを選ぶ際に分かれ道になるのが有料と無料、どちらを選ぶのかという問題。
結論としては、有料プランを推します。
- 広告が表示される
- フル再生で聴けない
上記の制限は、リスニング時に大きなストレスを感じます。
ランニングに音楽を取り入れるのは、楽しみながら飽きずに走るためだったはず。
快適に音楽を聴けたほうが、当然ランニングがはかどります。
理由2|プライム会員特典の「コスパ」が最強
『Amazon Music Prime』を推す1番の理由は、コスパが最強すぎること。
プライム会員の特典内容に注目です。
- 配送特典
Amazonの配送オプション「お急ぎ便・お届け日時指定便」が無料。
- Prime Video
対象の映画やTV番組が見放題、そのほか独占ライブ配信が見れる。
- Prime Reading
対象の本やマンガ、雑誌が読み放題。
- Amazon Photos
容量無制限(フル解像度)の写真ストレージ&5GBのビデオストレージの付与。
紹介した内容はプライム会員特典の一部であり、利用できるサービスはほかにも存在します。
これらのサービスが丸ごと月額600円。
コスパに優れた『Amazon Music Prime』を選んでおくと、損に感じるケースは少ないと思います。
とは言え、『Amazon Music Prime』にもいくつかの制限が存在。
より音楽の楽しみを追求したい方は、『Amazon Music Unlimited』を選ぶのもありです。
「無料体験」のキャンペーンがいつまで続くかは分かりません。
試せるチャンスを逃さないようにだけ注意しましょう。
ランニング用イヤホンの選び方
ランニング中に音楽を聴く場合、アプリ以外にイヤホンの存在も重要。
補足として、ランニング用イヤホンの選び方について簡潔に説明します。
3つのポイントを押さえよう
ランニング用のイヤホン選びでは、以下の3つのポイントを押さえましょう。
- ①ワイヤレス型がおすすめ
有線タイプより断然走りやすい。
- ②防水機能は必須
雨や汗で濡れても平気な防水モデルを選ぼう。
- ③骨伝導イヤホンが安心
周囲の音が聞こえやすく交通事故の防止に役立つ。
意識するとイヤホン選びのミスが減るはずです。
自分が実際に使用する、骨伝導イヤホンについて紹介した記事を載せておきます。
ランニング用に求められるスペックが網羅的に備わっているモデルです。
イヤホン選びがまだの方は、よければ参考にしてみてください。
まとめ
この記事では、音楽を聴いてランニングを楽しみたい方のために、おすすめの音楽アプリを6つ紹介してきました。
- Amazon Music(Amazonプライム会員におすすめ)
- Apple Music(iPhoneユーザーはApple Watchでも使用可)
- Spotify(レコメンド機能が優秀)
- AWA(中高生でも学割が使える)
- LINE MUSIC(LINE好きにおすすめ)
- Rakuten Music(楽天経済圏を活かすならコレ)
個人的には、『Amazon Music Prime』のコスパが優れているように感じます。
プラン選びに迷われた方は、ぜひ一度試してみてください。
また、ランニング用に骨伝導イヤホンをもっていると便利です。
準備がまだの方は、こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。
PS.
CD&MD全盛時代を駆け抜けてきた自分にとって、サブスク型の音楽アプリはまさに神サービス。
MDと聴いて、懐かしい…… と感じた同志の方であれば、使用した際の感動も大きいはず。
ぜひこの記事をきっかけに、「ランニング×音楽」を存分に楽しんでいきましょう!