この記事では、ランニング用サングラスgoodr(グダー)について解説。
メリットやデメリット、選び方のコツを詳しく紹介します。
- ランニングやジョギングが趣味
- オシャレが好き
- コスパの高いサングラスが欲しい
自身、ラン歴10年の市民ランナーです。
goodrのサングラスを4年間使用した経験をもとに、リアルなレビュー情報を届けます。
goodrの購入を迷われている方は、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。

goodrのコンセプトは“F.F.F.A”

goodr(グダー)を初めて知る方のために、ブランドについてサラッと説明。
goodrは2015年秋にスタートした、L.A.発のランニングサングラス。
コンセプトに以下の内容を掲げています。
- Fun(楽しい)
- Fashionable(オシャレ)
- Functional(実用的)
- Affordable(手頃)
- カラーバリエーションが豊富
- ミラーレンズを使用(パリピ感あり、SNS映えします)
- UV400&偏光レンズを搭載
- 軽量なフレーム
- 税込1万円以下で販売(2023年1月時点)
「デザイン・機能・安さ」の三拍子が揃うgoodr。
アメリカ西海岸を中心に、いまや日本でも人気のアイテムです。
参考|What’s Goodr -【公式】goodr|グダー
※ goodrにはミラーレンズや偏光レンズが備わらないモデルも存在します。
選ぶ前に、機能の有無を必ずチェックしましょう。
goodrを買ったきっかけ
goodr(グダー)を手に入れた、自身のきっかけについて話します。
もともとスポーツサングラスを所持していたものの、カジュアルな服装に合わない点がネックでした。
そこで別途、遊びで使えるモデルの購入を決意。
しかし、そこに立ちはだかったのがコストの問題です。
タイミング悪く、もっていたサングラスが破損。
ランとオシャレ用、両方買うには予算が足りずに困っていました。
万能に使えて安価で手に入る、そんな都合のいい製品がないか探していたところ、日本にgoodrが上陸。
コスパ最強のサングラスを即ゲットしました。
goodrをランで使用したメリット
goodr(グダー)をランニングで使用したメリットを説明します。
疲れにくさを実感

屋外のランニングでは、転倒を防ぐために道路の凹凸をすぐに見抜く必要があります。
そのため無意識のうちに、目に負担をかけているケースは多いです。
ランニングとは全身運動。
つまり目の疲れが減るだけで、余分なスタミナの消耗を食い止められます。
goodrに採用された偏光レンズ。
乱反射によるギラつきや眩しさが抑えられ、路面の目視が楽になりました。
さらにUV400(紫外線カット率99%以上)の性能のおかげで、紫外線による目の痛みや充血といったトラブルも一切なし。
目が疲れないとランが数段はかどる事実を、goodrを使って再確認できました。
安価ながら、必要なレンズ機能がしっかり備わっている印象です。
ストレスフリーな掛け心地
goodrのサングラスは掛け心地も良好でした。
具体例を2つ紹介します。
- ①フレームが軽量

goodrを装着した際、見た目以上の軽さを体感。
試しに測ってみると、わずか22gの重さだと判明。
やや骨太なフレームとのギャップに驚きました。
ロング走で使用した際、軽量のためか耳や鼻が痛くならなかった点もグッドです。
- ②ハードな動きでもズレない
自分がgoodrを手に入れたのは2018年。
当時は取り扱い店舗が少なかったため、試着せずにネットで購入。
- こめかみがキツく感じたらどうしよう……
- ノーズパッドが下がってきたら嫌だなぁ……
そんなフィッティングに関する不安があったのは事実です。
ですがgoodrを実装してみて、その悩みはすぐに消えました。
窮屈に感じる部分は無し。
ジョギングはもちろん、動きの激しいインターバル走においても、ズレたりブレたりせずに使用できました。
特殊な滑り止めコーティングの効果で、汗によるフィット感への影響も受けませんでした。
走りに集中できる

goodrによって、ランニング時の集中力もUPします。
というのも、ミラーレンズが採用されているおかげです。
“ミラー”とは、レンズ表面を鏡のように反射させる加工のことを言います。
目線や表情を隠し、まわりを気にせずランに没頭できるわけです。
具体例をひとつ紹介。
走っているときに、前から人が歩いてきたとしましょう。
すれ違う際、全然疲れていない表情を装い、格好つけてしまうのはランナーあるあるです。
そういった雑念を抱かずに走れますよ。
シリアスランナーの場合、レースの駆け引きにおいても重宝します。
ほかの選手に疲労の度合いを読ませないアドバンテージが得られます。
goodrのその他メリット
goodrをラン以外で利用したメリットを3つ紹介します。
その1|タウンウェアに合わせやすい
遊びに出かけるときの服装とコーディネートしやすい。
その2|アウトドアシーンで活躍
キャンプや登山、海水浴、釣りなどのアクティビティにも対応。
その3|ドライブにもおすすめ
車の運転中に感じる眩しさをカット。(※トンネル通過時は逆に見づらいため外しましょう)
機能とデザインが両立した、goodrならではの汎用性の高さを実感しました。
場面を選ばず、シームレスに扱えてめっちゃ便利です。
goodrのデメリット
ここからは、goodrのデメリットについて解説していきます。
ストレートテンプルの製品が少ない

goodrのサングラスには、ストレートテンプルの製品がほとんど存在しません。(2023年1月時点で「Wrap G」シリーズの一択)
ストレートテンプルとは、耳に掛かる部分がまっすぐなフレームタイプのことです。
メリットに以下の内容が挙げられます。
- 着脱しやすい(サングラスを外しての気分転換が楽)
- 安定感が抜群(外して頭に掛けたときにズレにくい)
- 帽子とも好相性(キャップの上からでも簡単に取り外し可能)
経験上、ランニングに使うならストレートテンプルが断然おすすめ。
その選択肢がほぼないに等しい点が、ちょっぴり残念に思えました。
とは言え、ストレートテンプルにはスポーツ感が漂いやすい欠点があります。
遊びと兼用できるサングラスを選ぶ場合、服装への合わせやすさも重要。
オシャレを楽しむために、あえて採用していないのかも知れませんね。
もしラン限定で扱うモデルを選ぶなら、『エルバランスアイズ』がイチオシ。
レンズ機能とコスパに優れ、なおかつストレートテンプルのモデルが多く揃います。
ラン専用サングラスとしての評価なら、自分はgoodrよりエルバランスアイズを推します。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

ミラー加工が剥げる
ある意味、すべてのサングラスに共通して言える弱点です。
落としたり、ぶつけたりしてしまうと、レンズのミラー加工が剥げる場合があります。
丁寧な扱いを心がけ、使用後はケースにしまって大事に保管しましょう。
goodrには布製の袋が付属してきます。

マイクロファイバー素材が用いられ、レンズ汚れを拭き取ることも可能。
個人的には、フラミンゴ柄のデザインも気に入っています。
とは言え、耐衝撃性には乏しいため、別途ハードケースを用意しておくのが無難です。
自分の場合、無印良品のケースを使っています。

オシャレを楽しみたい方には、『+RUNTO(ラント)』のハードポーチもおすすめ。
スペアを購入した際、2本まとめて収納できる点も魅力です。

お気に入りのハードケースを手に入れ、goodrをしっかり保護しましょう。
goodrの選び方のコツ
ここまでgoodrのメリットやデメリットについて語ってきました。
試しに1本買ってみようかな…… と思った方のために、選び方のコツをふたつ紹介します。
フレームはOGsがおすすめ
goodrのサングラスには、8つのシリーズが存在。
- OGs(ウェリントン型)
- BFG(OGsより少し大きい型)
- RUNWAY(女性に人気のキャットアイフレーム)
- Circle G(丸メガネ型)
- Mach G(ティアドロップ型)
- LFG(スクエアウェリントン型)
- GOLF(ゴルフ用)
- Wrap G(大きなレンズが特徴)
フレーム選びに迷われた場合、goodrの定番シリーズOGsがおすすめです。
ウェリントン型のデザインは、ほかのCG(丸メガネ型)やMG(ティアドロップ型)、Wrap Gに比べて癖が少なく、扱いやすいように感じます。
またOGsシリーズは、選べる色の種類がもっとも豊富。
自分に似合う1本の見つけやすさから、迷ったらOGsの選択がベターと言えるでしょう。
レンズの内側を確認しよう
goodrのモデルの多くに用いられるミラーレンズ加工。
実はレンズの内側と外側とで、色の見え方に違いがあります。
例 OGs『Vincent’s Absinthe Night Terrors』のレンズ内側

レンズ外側

せっかく用意したサングラスが、イメージしていた見え方と違って使いづらい……
過去にそんな苦い経験をしました。
選択のミスを減らすために、事前にレンズ内側からの見え方を確かめておきましょう。
色合いや可視光線透過率の詳細は、goodr公式サイトで確認できますよ。
ちなみにどういったレンズの見え方が正解かは、ランナーによって異なります。
レンズカラーの特性を分かりやすく解説した記事を用意しています。
ランニング用サングラスの選び方について、より詳しく知りたい方は覗いてみてください。
まとめ|神コスパのgoodrは買って損なし
この記事では、ランニング用サングラスgoodrについて解説してきました。
- 疲労減(偏光レンズで目のストレスをカット)
- フィット感も良好(軽量&滑り止めコーティング付き)
- 集中力UP(ミラーレンズを使用)
- カジュアルな服装に馴染む
- アウトドアシーンで活躍
- ドライブにも便利
- ストレートテンプルのモデルが少ない
ラン限定での使用なら『エルバランスアイズ』がおすすめ

- ミラー加工が剥げる(ハードケースの用意で対策可)
無印良品や『+RUNTO』の入れ物がおすすめ

- OGsシリーズがベター(ウェリントン型で扱いやすい)
- レンズ内側を確認しよう(ミラー加工の見え方に注意)
goodrはランニング用としてはもちろん、幅広いシーンで使える万能サングラスです。
それでいて値段も10,000円以内で購入が可能。
正直、買って損のない神コスパアイテムに思えます。
goodrが気になっている方は、ぜひ実際に手に取り、ランと遊びの時間をよりハッピーに過ごしてみてはいかがでしょうか。

PS.
男女問わず、誰でも気軽に使えるgoodrはプレゼントにもピッタリです。
家族や友人、恋人と一緒に揃えて、ハッピーな気分をシェアして楽しんじゃいましょう!