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ゲオの骨伝導イヤホン『BH330』実機レビュー!Shokz製品とも比較してみた

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330(BK)』を木のテーブルに置いている写真
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「安さに惹かれるけど、実際に問題なく使えるのか気になる……」

そういった理由から、ゲオの骨伝導イヤホンの購入に迷われている方はいませんか?

この記事では、ゲオの骨伝導イヤホン『BH330』をレビューします。

BH330のメリット
  • 軽量
  • 低音も感じられる音質
  • 濡れに強い(スポーツにも使える)

BH330のデメリット
  • フィット感はまずまず

自身、骨伝導イヤホンをほぼ毎日使用しまくっているユーザーです。

経験を活かしながら、Shokz『 Aeropex(現 OpenRun)』との比較についても解説していきます。

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330』の実力が気になる方は、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。

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『BH330』の概要

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330(BK)』の外箱を木のテーブルに置いた写真

まずは『BH330』の概要についてサクッと説明します。

スペック

商品名GRFD-BCH BH330
価格3,278円(税込み)
カラーブラック(BK)
レッド(RE)
ネイビーブルー(NB)
重量約26g
防水規格IPX6
連続再生時間最大約7.5時間
Bluetoothver.5.3
受信距離10m
対応コーデックSBC、AAC

BH330』は『B300』の後継機種。

ゲオの骨伝導イヤホンのなかでは最新のモデルになります。(2023年10月22日時点)

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セット内容

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330(BK)』の同梱物を木のテーブルに並べた写真

  • イヤホン本体
  • 充電ケーブル
  • 耳栓
  • 説明書(保証書)

骨伝導イヤホンを使用する場合、耳栓をすることでより大きな音が楽しめます

買った理由

自分の妻が1年半〜2年ほど『B300』を使用していました。

落としたり踏んだりしてもいませんが、耳にあてがう部分がいきなり破損。

破損したゲオの骨伝導イヤホン『B300』の実際の写真

ガジェット選びが苦手な妻から、「安くていい感じの骨伝導イヤホン買ってきて」とオーダーを受けました。

ゲオの骨伝導イヤホン(左右一体型)が気に入っていた様子から、再びそのなかからチョイスすることに。

ゲオ公式サイトを調べたところ、

  • B300の後継モデル『BH330』
  • 水濡れに特化した『X7』
  • マイク機能付きの『N6S』

の3機種を発見。

音楽や動画を楽しむ用途がメインであったため、『N6S』を選択肢から除外。

『X7』と比較した際、『BH330』に関しても防水性はIPX6と十分です。

連続再生時間安さにおいて『BH330』のほうが優れていたため、その点が気に入り購入に至りました。

自分の場合、普段はShokzの『Aeropex(現 OpenRun)』をメインで使用中。

ケースバイケースで『BH330』を借りる機会もあることから、経験をもとに当記事を執筆した次第です。

IPとは防水規格のこと

0〜8段階の等級が存在し、6等級は「あらゆる方向からの強い噴流水からの保護」が可能

外観

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330(BK)』を右向きの状態で木のテーブルに置いた写真

それではさっそく『BH330』をレビューしていきます。

まずは外見からスタート。

スッキリした見た目

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330』と『B300』を木のテーブルに並べた写真

『BH330』はスッキリした見た目です。

旧モデルの『B300』に比べ、ぽってり感がなくなっているのがわかります。

先端パーツのシルバーカラーがなくなり、全体の色が統一されているのも好感がもてますね。

質感が安っぽくない

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330(BK)』を正面向きの状態で木のテーブルに置いた写真

スタイリッシュな雰囲気に加え、質感に関しても他メーカーのモデルに比べて見劣りすることがありません。

パッと見、3,000円台で購入したイヤホンとは思えない高見え感があります。

使用した感想

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330(BK)』とスマホを木のテーブルに並べた写真

『BH330』で音楽を聴いた感想を紹介します。

使い方は簡単

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330(BK)』のボタン部分に黄色い丸を付けた写真

『BH330』はシンプルなワンボタン仕様。

操作に悩む必要がありません。

スマホとのBluetooth接続の流れ
  1. スマホのBluetooth機能をオン
  2. BH330のボタンを3秒長押しして電源を入れる
  3. スマホ側からBH330をペア設定に選んで接続完了

音楽の聴き方
  • 再生or停止 ボタンを1回押す 
  • 次の曲へスキップ 再生中にボタンを1秒長押し 
  • 音量の調整 スマホ側でおこなう

とっつきやすいイヤホンのため、ワイヤレスイヤホンの導入が初めての方でも扱いやすい印象です。

軽い

『BH330』を装着してみます。

真っ先に感じたのが、めちゃくちゃ軽いということ。

実際に重さを測ってみると、旧モデルの『B300』に比べて約30%軽量になっているのがわかります。

ゲオの骨伝導イヤホン『B300』の重さ(35g)を測っている写真

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330(BK)』の重さ(23g)を測っている写真

長時間耳に掛けっぱなしでも、ストレスを感じにくいメリットが得られました。

低音を感じる音質

多くの方が気になるであろう、音質に関しても問題なし。

スマホやパソコンから聴こえる音と比較して、遜色なく利用できました。

また安価なイヤホンにも関わらず、低音も感じられます。

据え置き型スピーカーほどの迫力はないものの、期待を超えてきました。

音漏れも許容範囲

音漏れに関しても自分としては許容範囲。

  • 静かな環境
  • 大きな音量

上記の条件で利用しない限り、同じ空間に人がいてもお互いに気にならないと思います。

具体例をひとつ紹介します。

家族に1m以内の距離に近づいてもらい、なんの曲を聴いているのかを当ててもらうゲームをしました。

すると「音が鳴っているのはわかるけど、なんの曲かまでは聞き取れない」といった漏れ具合とのこと。

骨伝導イヤホンに音漏れが発生することは否めません。

しかしその点において、『BH330』がほかの骨伝導モデルに比べて劣っている感じはありませんでした。

スポーツでも使える

自分も妻もランニングが趣味の人間。

走っている際に使用しても、ズレたりブレたりせずに安心して使えました。

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330(BK)』のイヤーフック部分と左右を繋ぐバンド部分に黄色い丸を付けた画像

  1. フック仕様
  2. 左右一体型

2つの機能のおかげだと思います。

さらにIPX6の防水性能によって、突然の雨に見舞われても問題なく使用可能。

前述した軽量性も、マラソンなどのスポーツシーンでメリットに繋がります。

デメリットはフィット感!?

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330(BK)』を手に持っている写真

ここからは『BH330』のデメリットについて説明します。

『BH330』は正直、コストと機能どちらにおいても優秀です。

ですがあえて粗探しをするなら、フィット感を弱点に挙げます。

揺れたり外れたりすることはありませんが、Shokz製のアイテムに比べて少し劣る気がしました。

その点を掘り下げながら、Shokz『Aeropex(現 OpenRun)』との違いについて解説していきます。

Shokz『Aeropex(現 OpenRun)』との違い

AfterShokzの骨伝導イヤホン『Aeropex』の外箱を手に持っている写真

骨伝導イヤホンを選ぶ際に、Shokz(旧名AfterShokz)という名を聞いたことはありませんか?

Shokzとは骨伝導イヤホンのパイオニア的メーカーです。

参考:Shokz Brand Story-ShokzJP

両者の選択に迷う方もいると思うので、『BH330』と『Aeropex(現 OpenRun)』を比べていきます。

Aeropexのほうがコンパクト

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330(BK)』とShokzの骨伝導イヤホン『Aeropex』を木のテーブルに並べた写真

まずは外見の違いから。

『BH330』はスッキリとした見た目ですが、『Aeropex』はさらに一回りコンパクトな印象。

実際『Aeropex』は耳にあてがうパーツのサイズが小さく、より優れた付け心地の良さを実感できます。

Shokzの骨伝導イヤホン『Aeropex』の耳にあてがう部分に黄色い矢印を付けた画像

骨伝導イヤホンは耳の穴を圧迫しない設計のため、長時間の使用におすすめ。

ですが100%ノンストレスではないので、フィット感に優れたモデルを選ぶとより快適に過ごすことができるでしょう。

Aeropexのホールド力が一枚上手

『Aeropex』を使用したことがある身としては、フィット感に確かな差を感じました。

その点についてさらに考察してみたところ、左右を繋ぐバンドのホールド力に違いがあるように感じます。

両モデルを「ただ置いた状態」で比較すると、『Aeropex』は左右のイヤホンがクロスしてるのがわかります。

一方、『BH330』はクロスしていません。

ゲオの骨伝導イヤホン『BH330(BK)』とShokzの骨伝導イヤホン『Aeropex』の相違点に黄色い丸を記した画像

『Aeropex』のほうがバンドのバネが強く感じられ、装着時に安定する気がします。

この辺りの違いによって、フィット感をあえて『BH330』のデメリットに取り挙げました。

Aeropexはよりタフ

続いて、イヤホンの防水性を比べていきます。

  • 『BH330』はIPX6
  • 『Aeropex』はIP67

防水性に関しても、『Aeropex』がリード。

さらによく見ると、『Aeropex』の数字は“67”になっている点に注目です。

実は右から2番目の数字は防塵性を表します。

『BH330』は数字が入っていないため、防塵機能は備わっていないことになります。

防水&防塵性、どちらに関しても『Aeropex』のほうがタフな結果となりました。

ススム

屋外での使用頻度が高い方はこの辺も注視したいですね。

重さはBH330の勝利

Shokzの完勝か…… と思いきや、『BH330』が『Aeropex』に勝っている部分があります。

それが軽量性。

『Aeropex』のほうが小さな仕上がりです。

当然軽さでも上回っているだろうと思いながら、念のため重さを測ってみました。

Shokzの骨伝導イヤホン『Aeropex』の重さ(26g)を測っている写真

すると軽量性に関しては、『BH330』が3g勝利。

この価格帯で『Aeropex』を超える項目があるとは、ゲオ製品恐るべしです。

音質は好みによる

続いて、音質に関して両モデルを比べてみます。

  • 『Aeropex』=「クリアな音質×低音は弱め」
  • 『BH330』 =「クリア感はそこそこ×低音も楽しめる」

あくまで個人的な感想にはなりますが、どちらも一長一短あるように思えます。

ススム

とは言え、両方リスニング時に不便に感じることはないので安心してください。


細かい部分も含め、気付いた点をすべて紹介してきました。

『BH330』は安価な分、『Aeropex』に比べてフィット感や堅牢性で劣る部分があります。

しかし致命的な弱点もなく、コスパはかなり高いように感じます。

  • 骨伝導イヤホンを試しに使ってみたい
  • 予算をなるべく低く抑えたい

といったユーザーさんであれば、迷わずゲットしてOKだと思います。

まとめ

この記事では、ゲオの骨伝導イヤホン『BH330』を詳しくレビューしてきました。

BH330のメリット
  • 軽量(『Aeropex』よりも軽い)
  • 低音も感じられる音質
  • 濡れに強い(スポーツにも使える)

BH330のデメリット
  • フィット感はまずまず

値段と性能のバランスを考えた結果、迷っている方であれば『BH330』は買って損のないモデルに思えます。

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高頻度×長時間の使用を想定する方には『Aeropex(現 OpenRun)』もフィット感がよくて非常におすすめ。

どちらを選んでも間違いはないので、自分のニーズに合わせて製品を選んでみてくださいね。

骨伝導がもたらす耳を圧迫しない快適性や、周りの音が聞こえる利便性安全性は大きな魅力です。

ぜひお気に入りの骨伝導イヤホンをゲットして、より充実した耳活を楽しんでいきましょう!

PS.

イヤホンを使って音楽を聴きたいと思っている方は多いのでは?

その際、サブスク型(定額制)のサービスを利用するととても便利です。

音楽アプリのおすすめ」を紹介した記事を用意しているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。