この記事ではZAMST(ザムスト)のふくらはぎサポーターについて解説。
ランニングで使用したリアルな感想を報告していきます。
- ランニング中の疲労を軽減
- 寒さ対策にも便利
- ラン後のリカバリーにも使える
自身ラン歴10年の市民ランナーです。
自らの経験をもとに、ふくらはぎサポーターの魅力はもちろん、扱う際の注意点や選び方のポイントについても説明します。
ZAMSTのふくらはぎサポーターに興味のあるランナーは、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。
ふくらはぎサポーターの2つの効果
「ふくらはぎサポーターを使う意味ってなに?」
そんな疑問をもつ方のために、得られる2つの効果について説明します。
第二の心臓をサポート
サポーターに施された着圧機能。
ふくらはぎの動きをサポートする効果が期待できます。
ふくらはぎは通称、「第二の心臓」と呼ばれる部位です。
下半身の血を心臓に押し戻す、重要な役割を担っています。
着圧によりその働きが支えられると、ふくらはぎの負担が減って足がラクに感じます。
筋肉のブレを抑える
ふくらはぎサポーターがもつ着圧機能には、筋肉のブレを抑える効果も含まれます。
運動中、腕やふくらはぎの筋肉が無駄に振動し、スタミナのロスにつながると考えられています。この筋肉振動を抑えるために圧迫機能のあるコンプレッションスリーブが役立ちます。
ザムスト カーフスリーブ(ふくらはぎ用スリーブ 両足入り)|疲れやすい、ふくらはぎの疲労対策に
ふくらはぎサポーターがもたらす2大効果によって、ランナーの疲労を軽減することができます。
ふくらはぎサポーターを買ったきっかけ
ふくらはぎサポーターを買った、自身のきっかけについて話します。
一言で言えば、フルマラソン完走のためです。
マラソンに挑んだ際、足の筋肉が限界に達し、歩いたり立ち止まったりした経験を何度も味わいました。
とくにふくらはぎがつるトラブルが多く、その対策としてサポーターを購入。
またマラソン完走に向けた戦いは、大会前からすでに始まっています。
42.195kmの距離をクリアするにはハードな走り込みが必要です。
ですが練習を重ねるなかで足にダルさを感じ、思うようにトレーニングがはかどらないことも……。
そういった際の疲労緩和に役立つはず、という狙いもありました。
ZAMSTを選ぶ理由
サポーターのなかから、「なぜZAMST(ザムスト)製を選んだのか?」について説明します。
きっかけは、スポーツ経験豊富な友人の一言でした。
「ふくらはぎに使うサポーターを探しているんだけど、おすすめはない?」
と尋ねたところ、「ZAMSTが間違いないよ!」と自信に満ちたアドバイスをもらいました。
ザムスト……? と思いながら情報を集めてみることに。
すると医療メーカーである「日本シグマックス株式会社」が展開するスポーツ向けブランドであることが判明。
現在(2023年3月時点)契約中のアスリートの方を一部紹介すると、
- 西田有志(バレーボール)
- 富樫勇樹(バスケットボール)
- 宮市亮(サッカー)
- 岩出玲亜(マラソン)
- 葛西紀明(スキージャンプ)
etc.
そうそうたるメンバーが名を連ねます。
信頼できる友人が勧めてくれたし、スポーツ選手にも愛用者が多い実績から、ZAMSTを選択しました。
ふくらはぎサポーターを履いた感想
実際にZAMSTのサポーターを使ってみた感想を伝えます。
筋力を「温存」できる
ふくらはぎサポーターを履いて走ってみると、「力まなくても、足の筋肉がしっかり動く」そんな感覚が得られました。
エネルギーのロスが減り、筋力を温存できる手応えを実感。
実際にフルマラソンで使用した際、レース後半に足が残るケースが増えました。
走っているとき、いつもふくらはぎがパンパンに張る方には間違いなくおすすめです。
マラソンなどの持久走において、ふくらはぎに頼った「蹴る」走り方はNG。
上記の走法になっている方は、大きい筋肉(お尻など)を使った走りを意識してみましょう。
またふくらはぎに痙攣が起こる場合、水分やミネラル不足も原因として考えられます。
その点も含めたロング走対策をおこないましょう。
意外と「熱」がこもらない
暑い日に利用する場合、「足に熱がこもり、ストレスに感じるのでは?」 と思った方もいるかも知れません。
ですがご安心を。
サポーターには通気性に優れた素材が採用されています。
熱や汗によるデメリットは、一切感じられませんでした。
一方で、気温の低い日には簡易的な防寒グッズとして役に立ちましたよ。
「リカバリー」にも使いやすい
ふくらはぎサポーターは、リカバリーの際にも活躍。
履くだけで手軽に疲れを緩和できます。
ランニング、あるいは仕事で足が疲れた場合、疲労を和らげるためのメンテナンスが必要です。
とは言え、ケアをおこなう時間がない…… と困っている方も多いはず。
そんな忙しい方の疲労回復を、サクッとアシストしてくれる便利なアイテムに思えました。
リカバリー目的の購入でも、十分に価値が得られる気がします。
「着圧」が長持ち
長年使い続けたからこそ気づけたメリットについてお話します。
「サポーターの着圧って、徐々に弱まってくるんだろうな……」と予想していました。
ですがその心配は無用。
というのも何度も履いたり、洗ったりを繰り返したにも関わらず、着圧の衰えを感じませんでした。
長期間しっかりサポート効果を得たい方にとって、ZAMST製は選んで安心ですね。
トレーニングをおこなうことで筋肉が発達し、着圧が合わなくなるケースもあるかも知れません。
ですが短期間のうちに筋肉量を大幅アップさせることは難しいので、いずれにせよ長く使えるであろうと判断できます。
サポーターに頼りすぎないように注意
ふくらはぎサポーターを使用する注意点について説明します。
四六時中、着用しっぱなしの状態は避けましょう。
サポーターはあくまで、一時的な補助や保護のための道具です。
常に手放せない状態というのは、言い換えると「慢性的な問題(疲れや痛み)を抱えた状態」にあると言えます。
サポーターに頼り切りにならず、交代浴をおこなったり、トレーニングを休んだりして足をしっかり回復させましょう。
交代浴などの入浴テクニックをまとめた記事を用意しています。
こちらもぜひチェックしてみてください。
サポーターへの依存による、筋力の低下を気にする声をたまに耳にします。
自分の場合、練習に打ち込んでいる期間は「1日2〜3時間×数週間」にわたって活用。
実際その程度の利用では、問題視するような身体へのマイナス変化はなにもみられなかったです。
ふくらはぎサポーターはサイズ選びが肝
ふくらはぎサポーターを選ぶ際のポイントについて説明します。
ズバリ、サイズ選びが肝です。
大きすぎると十分な着圧が得られないし、反対に小さすぎると窮屈さによる血行障害を引き起こす恐れがあります。
しっかり採寸をおこなってから、自分に合うサイズを選びましょう。
さらにこのとき、アイテムのサイズ表にしっかり目を通すことが大事。
ふくらはぎや足首回りの大きさなど、どの部分を選び方の軸にしているかは、製品によって異なります。
定められた方法に従ってサイジングをおこないましょう。
ZAMST『プレシオーネ カーフ』がおすすめ
ZAMSTのふくらはぎサポーター(足首までの長さを有するタイプ)には、4つの種類が存在します。(2023年3月時点)
- 1|『Bodymateふくらはぎ』(ふくらはぎ用サポーター 両足入り)
- 2|『カーフスリーブ』(ふくらはぎ用スリーブ 両足入り)
- 3|『カーフ&アンクルスリーブ』(ふくらはぎ用スリーブ 両足入り)
- 4|『プレシオーネ カーフ』(ふくらはぎ用スリーブ 両足入り)
自分が使用するアイテムは、旧モデルのため紹介を割愛します。
どれを選ぼうか迷った場合、『プレシオーネ カーフ』を推します。
- フィット感に優れる(3D計測データをもとにしたパターンを採用)
- ズレを抑制(ナノファイバーとアンチスリップパターンによる効果)
- リフレクター機能付き(夜ランで活躍)
カーフスリーブに上記の機能がプラスされています。
値段は上がりますが、得られるメリットも大きいのでぜひゲットしてみてください。
ふくらはぎサポーターは、扱い次第で数シーズンにわたって使用が可能。
初期投資にお金をかけても元が取れると思います。
値段も大切ですが、機能を重視した選択をおすすめします。
まとめ
この記事では、ZAMST(ザムスト)のふくらはぎサポーターについて解説してきました。
- ふくらはぎへの負担を軽減
- 筋肉のブレによるエネルギーロスを抑える
- 筋力を温存できた(マラソン後半に役立つ)
- 熱がこもらない(一方で簡易的な防寒グッズとしても利用可)
- リカバリーにも使える(気軽に足の疲れをケアできる)
- 着圧が長持ち(使用から数年経っても性能が衰えなかった)
マラソンの完走率アップために購入した、ふくらはぎサポーター。
日常の足のケアにも使え、予想をはるかに超える活躍を見せています。
マラソン愛好家はもちろん、ランナー全般におすすめできるアイテムです。
選ぶときには「ZAMSTの製品が間違いない!」 と自信をもって推薦します。
ふくらはぎサポーターに興味のある方は、ぜひ実際に手に取りランニングに活かしてみてはいかがでしょうか。
PS.
当サイト「ランイズム」では、フルマラソン完走に向けた練習メニューも公開しています。
もともと陸上経験のない自分が成功できた、再現性の高い方法を紹介。
よければこちらも参考にしてみてください。