この記事では、まくらぼのオーダーメイド枕『MAKULABO 10 レギュラー』についてレビューします。
- オーダーメイド枕って、買う価値があるの?
- 実際に使っている人のリアルな感想が知りたい!
そう思われている方はいませんか?
自身、まくらぼが手がけるオーダーメイド枕のユーザーです。
枕作りの流れや、使用するなかで感じた効果&メリット、デメリットをすべて解説していきます。
- より快適な睡眠空間を目指したい
- そのうえで、まくらぼのオーダーメイド枕が気になっている
という方は、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。
まくらぼのオーダーメイド枕とは?
まくらぼが手がけるオーダーメイド枕とは、一体どんなものなのかについて簡単に説明します。
公式サイトで以下のように述べられています。
全国22万人を超える方にご愛用いただいている「オーダーメイド枕」は、睡眠のプロ「マクラマイスター」によるカウンセリングと首のS字の深さ、首筋から肩先の長さ、後頭部の形の測定を元に、お一人おひとりにピッタリ合った高さ・固さに整えられた自分専用の枕です。
オーダーメイド枕ギフト券【レギュラー】|まくらぼオンラインショップ
マクラマイスターとはまくらぼの認定社内資格のこと。
枕やマットレスなどの商品知識はもちろん、睡眠に関する知識やテクニックも身につけた方に与えられる資格です。
参考URL:https://www.makulab.jp/column/news/1517/
睡眠学のスキルをもつスタッフさんと一緒に枕を作れるのであれば、安心感がありますね。
レギュラー・プレミアム・01の違いについて
まくらぼのオーダーメイド枕の種類を以下にまとめました。(2023年7月時点)
- 『レギュラー』
- ベストセラーアイテム
- 8つのポケットを配備
- 各ポケットの中材を10種類から選べる
- 同じ中材の交換であれば無料(違う種類への交換は有料)
- 高さ調節のメンテナンスがいつでも無料
- 洗濯機で水洗いOK
・『プレミアム』
- レギュラーの機能やサービスに加え、コットンのクッション地が施された裏面とリバーシブルで使用可
- 『01』
- 来店不要
- ポケットの数は4つ
- メンテナンス期限は商品到着日から1年間
- 中材は選べない(ソフトパイプ1種類)
自分の場合、リバーシブルで使うことを想定していなかったため、『プレミアム』の選択肢を除外。
『01』の安さに惹かれましたが、オーダーメイド枕が気に入った際には何年も使い続けるだろうと予測。
メンテナンスの点で有利な『レギュラー』を購入しました。
まくらぼで枕を買ったきっかけ
まくらぼで枕を買ったきっかけについて話します。
肩こりや頭痛がストレスだった
朝、目覚めたときに肩や首がこっていることが多く、それにともなう頭痛がストレスの種でした。
「枕が合わないのかも……」と思いながら、さまざまな製品を試しましたが、しっくりくるものがなかなか見つかりません。
そこで自分の頭の形に合う、オーダーメイド枕の存在に興味をもち始めました。
友人の一声
自分はランニングが趣味の市民ランナーです。
とある日、ラン仲間と一緒に雑談していたときのこと。
気づけば年齢が30代後半にさしかかり、「20代の頃に比べて、からだが疲れやすくなってきている」という話題になりました。
きちんとからだをケアしなければ、これからは趣味をバリバリ楽しめなくなるだろうとお互い予想。
そんなとき、友人がまくらぼのオーダーメイド枕を作ってみたら使い心地がよかったと教えてくれました。
とても気に入っているらしく、家族にもプレゼントしているそうな。
とは言え、まくらぼのオーダーメイド枕の値段は、安いものでも1万円を超えます。
財布と相談した結果、買うのをためらわなかったと言えば嘘になります。
ですが、家族へのプレゼントに選ぶほどの製品であれば、一度試してみたいという好奇心が勝り、気合を入れて購入に踏み切りました。
枕作りの流れ
「オーダーメイド枕って、実際どうやって作るの?」
と気になっている方もいるはず。
自身が体験した、作り方の手順について説明していきます。
1|アンケートやヒアリングからスタート
まずはアンケートに答えていきます。
- 睡眠に関して、どんな悩みをもっているのか?
- からだに痛みのある箇所はないか?
- 使っている枕やマットレス、掛け布団の厚さや素材は?
- 寝具に対して不満に思っていることはないか?
- etc.
アンケートを提出し終えたら、その回答をもとに担当の店員さんが細かい点まで掘り下げてヒアリングをしてくれます。
単に作って終わりではなく、あくまで「悩み」の解決に向けて一緒に枕を完成させていくスタイルに頼もしさを感じました。
2|サイズ測定
次に、頭のサイズを測っていきます。
後頭部の形や首のS字カーブの深さ、肩幅を測定します。
「肩幅って関係あるの?」と思いましたが、寝返りしたときに、頭の位置を正しいポジションに収めるための大事な工程なんだとか。
なるほど! と納得しながら、左右それぞれの肩の長さをしっかりチェック。
寝返りのことまでイメージして作るとは、さすがマクラマイスターです。
3|10種の中材からチョイス
次に、枕の中材を選んでいきます。
低反発のような柔らかなものから、炭のような硬めの素材まで全部で10種類が存在。
実際に触ってみたり、中材が入った袋を頭に押し当てたりしながら、じっくり選ぶことができます。
低反発タイプの枕がやや苦手であったため、それよりも少し硬さのある素材を中心にチョイスしました。
感触が似ているものも多く、中材選びのパートでかなり迷いました。
今使っている枕をベースに、「硬めと柔らかめ、どちらのタイプに仕上げたいのか?」を先にイメージしておくのがおすすめです。
選択がスムーズになるはずなので、よければ参考にしてみてください。
4|中材の配置を決める
使用する中材を決めたら、今度は配置を決めていきます。
オーダーメイド枕『レギュラー』は8つのポケットで構成されています。
頭、首、ほっぺ、それぞれの部分に合わせて好みの中材を選べる仕様です。
しかも上下を反対にして、2種類の枕として使用することが可能。
配置を選ぶときも、正直かなり迷います。
決めかねていると、
「頭に当たる部分は柔らかめ、首の部分にはしっかり支えられるようにやや硬めの素材を選ぶのがおすすめですよ」
と店員さんがアドバイスしてくれました。
助言をもとに、以下のような枕に仕上げてもらいました。
- 真ん中の白い部分=「ソフトパイプ」
- 下の緑の部分=「ゼオクリーンパイプ」
- 上の赤い部分=「カラーソフトパイプ」
5|試しに寝てみて最終調整
枕を作り終えたら、違和感がないかを最後にチェックします。
- 高さは大丈夫か?
- 首の部分が窮屈じゃないか?
- 寝返りしたときにほっぺに当たる部分が硬すぎないか?
などなど店員さんと一緒に微調整していきます。
さらに、「自宅のマットレスが柔らかい場合、沈み込むことで枕が合わなくなる可能性があるので、これぐらいの高さがいいかも知れませんね」
と細かい部分まで想定しながら、最後まで丁寧にサポートしてくれました。
実際に合わなかったとしても、まくらぼのオーダーメイド枕であれば購入後に高さ調節を無料でおこなってくれるので安心です。
だいたいこのような流れで枕を作成します。
中材選びで迷ったり、サイズを修正したりしながら約2時間で完成。
枕は当日持ち帰ることができました。
まくらぼの枕を使用した感想
まくらぼのオーダーメイド枕を使用した感想について、詳しく説明していきます。
効果|正しい寝姿勢をつくるのに役立った
自分としては、頭や首、肩のサイズにピッタリ合う枕の存在が、正しい寝姿勢をアシストしてくれる手応えを実感。
その結果、朝からスッキリと過ごせました。
具体的には、趣味の「朝ラン」がスムーズに楽しめています。
というのも、朝ランを予定していたにも関わらず、中止した経験が何度もあります。
- からだがこって痛いような……
- まだ眠いし、やっぱり走るの止めようかな……
と断念するパターンです。
- 正しい寝姿勢を獲得
- スッキリ朝活が楽しめる
- 生活のクオリティが上がる
枕の存在が、充実した生活リズムを生み出すきっかけになりました。
とは言え、自分がお伝えした内容はあくまで主観的なものです。
オーダーメイド枕によって深く眠れることを示した実験レポートを、まくらぼ公式サイトにて発見。
興味のある方はこちらのリンクもぜひチェックしてみてください。
参考URL:https://www.makulab.jp/lp/ordermadepillow/
メリット|使い心地はアップデート可能
使い続けるなかで、少しだけ高さに修正を加えたいと感じました。
後日、暇をみて店舗に足を運び、無料の調整を受けることに。
また、もう少しだけ柔らかい素材のほうが合う気がしたので、中材の変更もお願いしました。
オーダーメイド枕『レギュラー』(またはプレミアム)は、作成から90日以内であれば中材の種類交換も無料。
お言葉に甘えて、より自分好みの枕へとアップデートさせていただきました。
高さ以外に、枕の硬さも修正できるのはありがたいですね。
デメリット|近くに店舗がない可能性もある
枕を作ったあとに、修正がおこなえる点は大きなメリットです。
ですがその際に、ひとつ注意点があります。
まくらぼの店舗は「すべての都道府県に存在するわけではない」という点です。(2023年7月時点)
メンテナンスを依頼する場合、店舗に枕を持ち込む必要があります。
人によっては調整のためだけに、わざわざ遠出しなければならないケースが発生し得るわけです。
住む場所の近くに、まくらぼのお店がない方だと面倒に感じることがあるかも知れません。
枕を作った店舗以外でもメンテナンスが可能。
自宅から離れている場合、出張先や旅行先から近いお店を活用する作戦がおすすめです。
批判的なイメージに対する答え
- 枕以外に、マットレスなどを売り込まれたらどうしよう……
- オーダーメイド枕だとしても、合わないことがあるのでは?
といろいろ気になっている方もいるはず。
ネガティブな意見やイメージをもつ方に対し、実体験をもとにアドバイスをしていきます。
押し売りされる心配はなかった
寝具にこだわる場合、枕以外にマットレスの存在も重要であるのは確かです。
ですが一式揃えるとなると、10万円以上の買い物になるケースもあるため、購入のハードルは高いと言えます。
「マットレスも変えたほうがいいですよ」としつこく提案されたとしたら、推しに弱い人なら断る作業がストレスに感じてしまいますよね?
ですがそのような押し売りはまったくなし。
むしろその逆でした。
「マットレスがへたってきた気がする」と相談したときのことです。
「マットレスの上下を入れ替えたり、ひっくり返して裏側を使ってみたりするといいですよ!
そのほうが型崩れを防ぐことに繋がります」
と親切に教えてくれました。
すべての店員さんが同じような接客をしてくれるかは分かりません。
(もちろん本当にマットレスに問題があり、勧めてくれるケースもあると思います)
しかしながら、ほかのスタッフの方の振る舞いを見ていても、押し売りをする雰囲気はないように感じました。
店員さんからの営業が苦手な方であっても、ストレスなく枕を作りに行けると思います。
枕が合わない可能性は低いと予想
たとえオーダーメイドだとしても、なにかの原因で枕が合わなかったらどうしよう……
と心配に感じる方がいたとします。
正直その可能性は否定できません。
とは言え、
- 自分の頭や首、肩のサイズをもとに作っている
- 中材を10種類から選べる
- 選んだ素材を8つのポケットに自由に配置できる
- あとから高さ調節や、中材の種類変更(90日以内)が可能
『レギュラー』(またはプレミアム)に備わった条件であれば、枕が合わない確率はかなり低く抑えられているのではないかと思います。
- スタッフさんの対応
- 枕が合わない可能性
その両方に大きなリスクはないように自分は判断します。
その他気づいた点|プレゼントにおすすめ
まくらぼのオーダーメイド枕に関して、もうひとつ気づいた点を紹介します。
ズバリ、プレゼントにおすすめだと感じました。
まくらぼのオーダーメイド枕を試してみたいけど、値段が気になり買うのをためらっている方はきっと多いはず。
「欲しい商品だけど、買う一歩が踏み出しづらい」
そんなアイテムをプレゼントされると、もらった側はとても嬉しく感じるのではないでしょうか。
オーダーメイド枕に興味のある方が身近にいた場合、そういった方へのプレゼント候補としてありだと思います。
自分は嫁にギフト券を渡した経験があり、実際かなり喜ばれました。
誕生日や記念日、クリスマス、バレンタインデー、ホワイトデー、母の日、父の日、結婚祝いなどの場面におすすめなので、ぜひ参考にしてみてください。
ギフト券には発行日より6ヶ月間の有効期間が設けられています。
プレゼントする際には、その点を忘れずに伝えておきましょう。
まとめ
この記事では、まくらぼのオーダーメイド枕『MAKULABO 10 レギュラー』について詳しくレビューしてきました。
- 効果|正しい寝姿勢を得るのに役立った
- メリット|メンテナンスが無料で安心(高さ調節や中材交換)
- デメリット|店舗が近くにない場合がある
- 押し売りはなかった
- 枕が合わない可能性は低いと判断
- プレゼントにおすすめ
オーダーメイド枕の値段を聞いて「高っ!」と思われる方もいるでしょう。
実際、自分も値段がネックとなり購入するかどうかを悩みました。
ですが、高い買い物かどうかを冷静に検証してみるとどうでしょう?
仮に『オーダーメイド枕レギュラー』を3年間使用した場合、“1日約25円”で使える計算です。(※2023年7月時点の値段をもとに算出)
日/25円で夜を快適に過ごせる可能性があるとすれば、むしろコスパに優れた選択という見方もできます。
まくらぼのオーダーメイド枕が気になっている方であれば、「手に入れてみる価値あり」ではないでしょうか。
自分用にはもちろん、プレゼントにも非常におすすめです。
理想の枕を作って、朝からアクティブに楽しんでいきましょう!