この記事では、アイトスのアイスベストをランニングに使用してみた感想を紹介します。
結論、
「最近、暑さがしんどくてランニングが楽しめない……」そう感じているランナーの方は選ぶ価値ありのアイテムです!
- 簡単に使える
- 2時間以上の冷却効果を実感
- 重さが気にならない
- 揺れない
- 丈夫
自身、ラン歴10年の市民ランナーです。
ランナー目線でアイスベストの魅力を分かりやすく伝えていきます。
- 熱中症対策に役立つアイテムが欲しい!
- アイスベストが気になったけど、ランニングに使えるの?
そんな疑問をもつランナーであれば必読の内容となっています。
ぜひ参考にしてみてください。
アイスベストとは?
アイスベストを初めて知る方のために、製品の特徴についてサクッと説明します。
アイスベストとは、保冷剤を身につけられるベストのこと。
太い血管が通る脇や背中を冷やし、効率的に体温を下げられる優れものです。
- 炎天下でおこなう仕事
- 暑い室内での作業
- スポーツ観戦などのレジャー
上記の用途で活躍します。
今回、思い切ってランニングで試してみたわけです。
アイトス製アイスベストのディティール
記事のなかで紹介する、アイトス製アイスベスト(品番AZ-865932 110 )のディティールは以下のとおり。
サイズ展開 | S | F(フリーサイズ) | XL |
着丈 | 30 | 33 | 36 |
胸廻 | 78〜93 | 84〜102 | 90〜116 |
カラー | ブラック | 同左 | 同左 |
メッシュ素材 | ナイロン&ポリウレタン | 同左 | 同左 |
アイスパック | 4個付 | 同左 | 同左 |
2023年5月現在、『AZ-865932 110』は在庫限りの取り扱いになっている模様。
気になる方は早めにゲットしておくのが得策だと思われます。
品切れの場合は、代わりに『AZ-865948』を検討してみるのもおすすめです。
アイスベストを買った理由
アイスベストを購入したきっかけについて説明します。
ランニング時の熱中症対策
夏場はランナーにとってしんどい季節です。
暑さがストレスに感じるだけならまだしも、熱中症になってしまっては大変です。
前提として、キャップやシングレットなどの熱中症対策グッズはすでに用意済み。
年々暑さが厳しくなるにつれ、手持ちの装備では耐えきれなくなってきた次第です。
そこで「なにか新たな手を打たなければ……」とギアを模索してみることに。
いろいろと調べた結果、アイスベストの存在を知りました。
値段が安い
ギアを探す中で、電動ファン付きのウェアも気になりました。
ですがこちらは、バッテリーなどの装備も含めると値段が1万円を超えるケースも多い様子。
仮に1万円を投入し、ランニングに活用できなかったときの精神的&財布へのダメージは大きいです。
まずは安価で手に入るアイスベストから試す作戦を選びました。
フィット感でアイトスを選択
一言でアイスベストと言っても、さまざまなモデルが存在します。
いざ買おうとしたときに、どの製品を選ぼうか迷いました。
アイトスを選んだ理由としては、仕事で使用している知人がいたことがきっかけです。
「フィット感がいい」と聞いていたため、ランニングにも使えそうだと判断し、アイトス製を選択しました。
「アイスベスト×ランニング」の感想
アイスベストをランニングで使ってみた感想を伝えていきます。
使い方は簡単
まずは使い方から説明します。
冷やした保冷剤を脇や背中のポケットにセットしましょう。
保冷剤には向きがあるため、「冷却面」と書かれたほうをからだに向けて使います。
あとはベストに腕を通し、胸のベルトを調節してバックルを“カチッ”と留めるだけでOK。
難しい動作はなく、誰でも簡単に扱える印象です。
低温やけどの原因になるため、肌に直接身につける行為はNG。
ウェアの上から着用しましょう。
“ヒヤッ”と感が絶妙
アイスベストを着てみると、“ヒヤッ”とした感覚が得られて気持ちがいいです。
過度な冷たさはなく、服の上からであれば何時間でも着続けられる絶妙な冷涼感。
保冷剤をからだに当てる際、冷却効果が強すぎるとかえって使いづらいケースがあります。
しかし、そういったストレスは一切感じませんでした。
多層構造の断熱シートを備え冷気の放出を緩やかにし、持続時間の延長と接触面の冷え過ぎも軽減しています。 また、断熱シート表面のアルミが周囲の熱を反射することで保冷剤の温度上昇も抑えます。
アイトスが開発した長時間保冷のアイスパック
熱中症対策|アイトス 作業服・ユニフォーム・カタログ
長時間からだにあてがうことを前提に、専用の保冷剤が開発されているわけですね。
トレラン風のビジュアルがgood
アイスベストと作業着を組み合わせた写真は見たことがあります。
ですが、ランニングウェアとコーディネートしたらどうなるのかは未知でした。
実際にシングレットの上から着てみると、トレラン※風のビジュアルがなかなかgood。
あまり人目を気にせずに使える雰囲気でよかったです。
※
トレラン=トレイルランニング(山野を走るアウトドアスポーツ)の略
重さが気にならない
アイスベスト(保冷剤4個付き)の重さを計ってみると、738g。
手に持つとそれなりのズッシリ感が得られます。
ですが身につけてみると、意外に軽く感じられるのが不思議。
優れたフィット感により胴体への密着度が高く、そのおかげでさほど重さが気にならないのだと推測します。
肩がこる感じもありませんでした。
ランニング中の揺れも問題なし
立ったままの状態で高評価でも、走る動作に対応できなければ今回のチャレンジは失敗です。
実際ランニングに使用してみた結果、アイスベストの揺れも問題なさそうで一安心。
試しにダッシュをしてみても平気でした。
よく見ると脇部分のポケットに対し、マジックテープが2つ備え付けられています。
それによって、保冷剤をしっかり固定できる仕組みになっているわけです。
走っている最中にテープが剥がれる心配もなく、快適に過ごせました。
2時間以上の冷却効果を実感
肝心の冷却効果について深堀りします。
時間が経つにつれてヒヤッと感は減るものの、脇を触ってみるとしっかり冷やされているのが分かります。
具体的には30℃〜35℃の屋外の環境で、2時間以上に渡って効果を体感できました。
- 熱中症に対する予防効果
- スタミナの消耗が抑えられる
2つの手応えを感じました。
総評としては、夏場のトレーニングにおいて十分な力を発揮する製品だと思います。
より長時間、強い冷却効果を感じたい方は、予備の保冷剤と交換しながら使う手もあります。
保冷剤のみを購入することもできるので、よければゲットしてみてください。
つくりが丈夫
補足として、耐久性についても一言。
夏場のみの使用で、2シーズン以上お世話になっています。
その間ベストが破けたり、マジックテープが取れたりするなどのトラブルは1度も起こりませんでした。
保冷剤の質に関しても劣化は見られず、問題なく使えています。
耐久性があるためガシガシ使い込める点も嬉しいポイントです。
デメリットは冷凍室のスペースを奪うこと!?
アイスベストに対して好印象をもっています。
しかし、あえてデメリットについても触れていきたいと思います。
端的に言うと、保冷剤によって冷凍室のスペースが奪われることです。
たとえばアイスを入れるなどして、夏場は冷凍室がパンパンになりがち。
とくに予備の保冷剤を揃えるときは、冷凍室に空きがあるかをチェックしてから購入しましょう。
まとめ
アイトスの『アイスベスト(品番AZ-865932 110 )』をランニングに使用してみた感想について語ってきました。
- 扱いが簡単
- 絶妙な冷涼感
- 炎天下でも2時間以上効果を発揮
- 意外と重さが気にならない
- 走っていて揺れない
- 丈夫
- 保冷剤が冷凍室のスペースを奪ってしまう点
結論、ランニング時の暑さ対策に「アイスベストの活用は大いにあり!」と明言します。
- 暑さに負けずにランニングを楽しみたい!
- 熱中症に気をつけながら、トレーニングを継続したい!
そう思われているランナーの方は、ぜひアイスベストを試してみてください。
記事の内容が少しでもお役に立てれば幸いです。
便利アイテムを駆使して、夏の暑さを軽やかに乗り切りましょう!
PS.
ランイズムでは、「熱中症対策に役立つグッズ」をまとめた記事を用意しています。
夏トレのヒントや裏技も紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。